2013年10月5日土曜日

インタビューを受けて得たもの

今週は、取材のためのインタビューが重なった週でした。

木曜日には、朝日新聞東京本社科学医療部の記者さんが取材にいらっしゃいました。
長寿日本一の長野県から、他の地域でも参考にできるものがないかをまとめたいというようなお話でした。
前日には、県庁の健康長寿課を取材されたそうです。

食生活の特徴などについて、いろいろと話が展開しました。
質問されているうちに、私自身のなかでもいろいろな考察やアイディアが浮かんできました。
お役に立たないのではないかと、とても気が重い取材だったのですが、終わってみればいい機会をいただいたように思います。

地域報道部の記者も兼ねていらっしゃるということで、他の地域のお話もうかがうことができました。
「夏に富山県から講演依頼があって伺ってきました」と申し上げたところ、富山の土地柄についてもたくさんのことを教えていただきました。

「長野県は長寿日本一になっても、課題を見出してその対策を講じようとしているところがすごいのかもしれない」とおっしゃっていました。

「なるほど」と思いました。
私の中で地域の課題としてあること、その改善策として考えてみていることは確かにあります。
学生と共に取り組んでいきたいと考えているところですが、その背中を押していただいたように思います。

翌日の金曜日には、商工中金経済研究所の皆さんが来学されました。
この研究所が発行している「商工ジャーナル」という雑誌に載せるために、インタビュー形式でお話をうかがいたいということでした。

そのページには、私もよく存じ上げている著名な方々のインタビュー記事が掲載されていますので、私には務めらないのではと、こちらも気が重い感じがしていました。

私が出演したNHKのラジオを聴いてくださったことがきっかけのようでした。
事前にいろいろ情報を集めてくださっていて、恐縮しました。

こちらも「健康と食生活」から「食育」まで、多岐にわたって話が弾んで人でいきましたが、その間、
カメラマンさんがたくさん写真を撮っていてくださいました。
私自身が考えている「食育」について「なるほど、そうですねぇ」と頷いてくださるので、その時点で、自分の考えについてあらためて確認できたように思います。

ありがとうございました。

言葉足らずのところはたくさんあったと思います。
心残りもありますが、うまくまとめていただけることを楽しみに待つことにします。

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