2012年11月3日土曜日

学校給食のソフト麺

ソフト麺は、1960年代に関東地方を中心に学校給食メニューとして広がっていったといわれています。
給食で食べたソフト麺が懐かしいという世代も多いのですが、私は残念ながら学校給食でソフト麺を食べた記憶はなく、学校給食審議会委員になったときに初めていただきました。「ビニール袋に入った個別包装の麺を袋の上から二つまたは四つに分割してソースに絡めたり、汁の中に入れたりして食べるのです」と教えていただき、「へぇ~!」とう感じでした。
正式には「ソフトスパゲティ麺」と呼ばれるそうです。

今日は、そのソフト麺をたくさんいただきました。レトルトのカレーやミートソースにからめて食べるとおいしいと勧められたのですが、家にはそういうものの在庫がなく、明日以降の楽しみにしましょう!

学校給食といえば、学生たちは、実践栄養学関係の科目で「学校給食は、山形県鶴岡町私立忠愛小学校で貧困児童を対象にし、昼食を与えたのが始まり」と学習します。
山形県の鶴岡市を通りかかった折に、この学校給食発祥の地を訪ねて以来、なんだか山形県にほのぼのとした気持ちを持っていました。

平成23年度まで、文部科学省からの補助金をいただいて進めてきた大学教育GP「食の課題解決に向けた質の高い学士の育成」事業の中で、山形県とのご縁が深まりました。

生ゴミ堆肥化を通して土と農業と地産地消の循環をつくった山形県長井市から菅野芳秀さんをお迎えして、講演会・シンポジウムを開催しました。菅野さんのお人柄に触れて、ますます山形県が大好きになりました。

久しぶりに菅野さんからメールをいただいた後、ソフト麺をたくさんいただいたので、学校給食の歴史に想いが至ったというわけです。

今は、学校給食大好きという子どもたちが多く、うれしいことです。

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