2012年11月18日日曜日

学校給食献立コンクール

皆さんの記憶に残る学校給食献立とは、どのようなものですか?

今日は日曜日ですが、松本に出かけりました。
長野県学校給食会主催の平成24年度「学校給食に地場産物を活用した献立コンクール」の第2次審査に審査委員長として出席するためです。

このコンクールは平成23年度から実施されていて、今回が2回目となります。

会場は松本市調理師製菓師専門学校。

開会式から、参加10校の学校栄養士さんと調理員さんが調理作業着に着替えて並んでいらっしゃいました。頭髪もすっかりカバーされていたので、どの方がどなたなのかがよくわからない状況・・・学校給食現場で調理作業に携わる方々は、いつも、こういう身支度で給食づくりをしてくださっているわけです。
 
この2次審査に進まれたのは、応募数60校以上の中から、書類による1次審査の結果選ばれた10校の方々です。
開会式の最後にアピールタイムが設けられ、この時点から皆さんの給食への思いが伝わってきました。さすが、2次審査に残られたチームです。

調理時間は60分。いつもの調理作業環境と異なり、やりにくいところがあったと思いますが、皆さんテキパキと動かれ、時間内に作業を終えてくださいました。

審査は、出来あがりの状況だけではなく、地域食材の利用状況、給食としての普及性や教材としての価値などの観点から行いました。いろいろな立場の審査員がいらっしゃり、それぞれの視点で審査していただきましたが、どれも入賞させてあげたいと思える優秀な出来栄えで、僅差の判定となりました。

審査員の方々からは、作業中の熱意や集中力に驚いた、子どもたちの体や心の成長を願って献立を作成し、調理をしてくださっていることがよくわかった・・・など、とてもうれしいコメントをいただきましたので、審査委員長の講評ではそのコメントを皆さんにお伝え致しました。

入賞された皆さん、どうぞ誇りをもって、ますますご活躍ください。

このコンクールが長野県の学校給食の質の向上と、学校における「食に関する指導」の推進に貢献するものであってほしいと思います。

コッペパンと脱脂粉乳を中心とした給食をアルマイトの食器で食べてきた私の世代。
その時代には、その時代なりの精いっぱいの給食提供がなされていたのだろうと思いますが、今の子どもたちは、こんな思いが詰まった素敵な給食を食べることができて幸せですね!!

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