2012年11月24日土曜日

大根!だいこん!ダイコン! 

信州では、本格的な冬が訪れる前に、漬け物の漬け込み準備が進みます。

野沢菜漬けのお菜洗いはもう少し先ですが、我が家にも漬け物用の大根がたくさん届きました。
洗ってから干し、水分含有量を減らしてから漬け込みます。

冬場に生鮮野菜が無くなってしまう地域では、漬け物は大切な野菜摂取源だったと思います。

私が子どもの頃は、たくさんの大根を軒下に“すだれ干し”にしたものですが、最近は漬ける量が少なくなったので、我が家では「すのこ」の上に並べて干します。

ずらっと並んだ大根を見ていると何だか微笑ましくなりますね!

学生などに聞くと、発酵食品である本格的な漬け物は苦手という人が多くなりました。

塩分摂取を減らすために、とかく悪者にされてしまう漬け物ですが、私は、信州からこの家庭で漬け込む発酵食品文化が消えてほしくはないのです。

植物性乳酸発酵食品としての機能性もあると思いますし、何より、漬け物のつけ込みから食卓風景に至るまで、家族の情景があるように思うからです。

皆さんはどうお考えですか?

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