2016年10月6日木曜日

表彰状

先日開催された(公社)長野県栄養士会の「長野の野菜はおいしいよ コンテス」・・・小中学生対象のクッキングコンテストですが、そのときに進行役を務めたことは、ご報告しました。

コンテストの最後に表彰式があったのですが、「表彰式」ってとっても言いにくいのです。
皆さんは、ちゃんと言えますか?

「ひようしよう‥しき」というような感じで、進行役としてはとても困ってしまいました。
滑舌をよくしないとだめですね。

ところで、私は本日、表彰状をいただきました。

科学研究費助成事業の第一段審査に対する表彰でした。
松本大学の住吉学長が、独立行政法人 日本学術振興会の理事長様に代わって授与してくださいました。

この作業は私にとっては荷が重い仕事でしたが・・・公的資金の配分に関する責任の一端を担うものですし、多くの研究者の皆さんが採択を目指して申請したものについて公正・公平に評価をしなければならないからです・・・務めさせていただくからには、きちんとしなければと頑張ったのは確かです。
私が担当したのは予算規模が大きいものではありませんでしたが、審査を務めている間は、そのことを公表してはいけないので、人知れず、申請書を読み一人であれこれ考え、評価をしていかなければならないのです。

どういう観点で表彰が決められるのかは存じませんが、ありがたく受けさせていただきました。

でも、実際にはこちらからお礼を申し上げたい気もします。
研究申請の仕方について、改めて考え学習する機会を得ることができたからです。

自分の分野に近いものは、もちろん研究計画の目的や研究方法の緻密さ、研究期間内で成果がまとまりそうかなどを考えることができます。
しかし、担当する申請書の中には、自分の研究分野とはずいぶん離れていると思うものもあるのです。
それでも、研究内容が魅力的で成果が期待できるかどうかは、申請書をしっかり読むと判断しうるものだということを実感しました。

表彰はノーベル賞の発表時期に合わせているのかは存じませんが、科研費を得て研究を進める、特に若い研究者の皆様の活躍に、少しだけでも貢献する仕事ができたのだとすれば、うれしいことです。

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