2013年8月28日水曜日

富山市に来ています

今朝、ホテルの窓から、立山連峰の後ろから昇る太陽が見えました。山の頂は、雲がかかって“くっきり”とは見えませんでしたが・・・。

昨日、北陸本線で日本海を眺めながら、富山にきました。
海が見えると、「わぁ~、海だ!!」と感激してしまうのは、信州人の特性でしょうか?
良く晴れた日で、幸い指定席も海側。海の景観を楽しみながら、でも、心は穏やかではありませんでした。

富山経済同友会の健康委員会というところからご依頼をいただいて、「日本一の長寿県長野に学ぶ」というテーマでお話することになっていたのです。
富山経済界のトップリーダーの皆様に、お役に立てる話ができるのか、全く自信がありませんでした。
お引き受けしてしまったからには、精一杯準備をしないといけません。

富山県のことについて調べてみて、とても魅力的な県だと思いました。隣の県のこともあまり知らない自分を反省。

日本海側には、長野県の長寿に追いつけ追い越せと取り組まれている県がいくつかありますが、これらの県には長野県にはない豊かな海産物があります。
きちんとしたアセスメント(評価)が行われて、それに対する対策が整えば、長野県は追い越されてしまうような気がしています。

長野県の強みを磨いていく必要があると、改めて認識しました。

会場は、昭和11年に日本海側で3番目のホテルとして誕生したという富山電気ビルディングでした。
今はホテルは閉じて、バンケット会場やレストランを営業しているそうですが、なんとも味わいのある素敵なビルです。

お迎えいただいた控室には、須賀松園作らしい富山電気ビルディングの模型がありました。
とてもよくできていて、写真に収めました。

私の話がなんらかのお役に立てたのかは、わかりませんが、会場には、富山県庁の健康増進係長さんと管理栄養士さんも来てくださっていました。話をしながら、ずいぶん若い社長様もいらっしゃるのだなあと思っていたのですが、その方は管理栄養士さんだったのです。
経済同友会健康委員会が県の健康課に声掛けしてくださったのだろうと思います。
この健康委員会は、今回が立ち上げの会だったそうですが、委員会の皆様の意の強さを感じました。

その後、懇親会で富山のおいしいおいしい海と里の幸をたくさんいただきました。
お刺身、土瓶蒸しなどは言うまでもありませんが、魚津産岩もずくも絶品でした。
お隣に座ってくださった副委員長様に教えていただき、ドキドキしながらいただいた「ゲンゲのから揚げ」も、この富山の岩もずくも、私にとっては初物でした。

ゲンゲのから揚げ
魚津の水族館にはゼラチン質で身をくるんだゲンゲが泳いでいるのだそうです。
水族館は大好きなので、いつか行ってみようと思います。

そうそう、富山駅には八尾市の風の盆のポスターがたくさん貼られていました。9月1日からの開催だそうです。
こちらもまた、いずれ伺いたいと思います。「お待ちしています」とおっしゃってくださいました。

その後、委員長様などにお誘いいただいて、カクテルのおいしいバーに連れて行っていただきました。
こちらは、「地域活性化委員会の関係で行ってみたいのでご一緒してください」とお誘いいただいたのです。
お言葉に甘えさせていただきました。
カクテルについて説明してくださる素敵なマスターがいらっしゃいました。

そちらでもご一緒させていただいた皆様から、いろいろなお話を伺い、見識を高めることができました。
はやり皆様それぞれに、すばらしい方々でした。このご縁をありがたく思います。

「富山もがんばりますよ!」とおっしゃっていただき、「私も長野県で頑張ります!!」と申し上げて、お別れしました。

振り返れば、実り多い一日でした。
富山経済同友会のご関係者の皆様、本当にありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿