2012年6月6日水曜日

県政タウンミーティングに参加してきました

長野県では、阿部守一知事はじめ県職員の皆さんなどが県民と直接意見を交換する「県政タウンミーティング」という場が設定されています。
  6月6日の17時30分から、松本市の「あがたの森文化会館ホール」において、タウンミーティングが開かれ、私も参加してきました。公募でメンバーを集めるらしいのですが、実は、私は公募というわけではありません。
  70名ほどの方が参加していて、会場はにぎやかでした。「新たな総合5か年計画『20年後の長野県を考える』」というテーマのもと、「長野県の誇る健康・長寿について」、「長野県を支える産業について」、「みんなが憧れる長野県での暮らしについて」という3つのサブテーマに分かれて、グループワークを行いました。
 私がどのテーマのグループに参加したか、わかりますか?----そう、ご察しのとおり、「長野県の誇る健康・長寿について」です。
開会の挨拶をされる阿部知事
  まずは阿部知事の開会のご挨拶があり、その後、ワールド・カフェ方式という方法で意見交換が行われました。スタートしたときに私がご一緒したグループのメンバーは、学校図書館司書でがん患者会のサポートをしていらっしゃる方、ケア・マネージャーで介護相談センター管理責任者の方、食生活改善推進協議会の支部長さんに、テーブル・ホストを務めてくださった県職員の方と私の5名でした。専門分野とは異なる視点から、現状の課題を踏まえた意見が出され、考える題材をたくさんいただくことができました。
  グループメンバーを交替しての第2セッション、元のグループに戻っての第3セッションと意見交換は続き、その後全体セッションで6つのグループからまとめの発表がありました。

  キーワードのいくつかをご紹介します。----------------
育てる力のある長野県、高齢者が輝く長野県、思いやりをつくれる仕組みづくり、経済優先の価値観からの脱却、食によって老化を防ぐ長野県、老人の知恵を若い世代につなげる、PR力・情報発信が不足、県民自体が長野県についてもっと理解すること、住んでいる人が楽しいと思える長野県、平成の士農工商の見直し、つながりが目に見えて感じられる長野県、世代間・異業種・ニーズとシーズをつなぐ、自給自足の信州、行政が間に立つことで信頼が生まれる・・・etc,etc。

 最後に、阿部知事から、まとめのお話がありました。「長野県の強みやよさを見直す!!」ということを強く語られたように思います。

  松本大学の学生が参加していました。公募に申し込んだのだそうです。健康栄養学科3年生の男子学生もいて、最後にフロアから、「もっとこういう熟論の場が必要だと思うので、そういう目的のカフェがあればいいのではないでしょうか!」という意見を出していました。

  解散後に彼に「大学でやったらいいかもね!」と話したところ、「やろうと思っています!」との回答。松本大学に「20年後の長野県を考えるカフェ」が誕生した折には、皆さんいらっしゃってください!!

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