2017年5月21日日曜日

沖縄の学会終了 No.1

沖縄コンベンションセンターで開催されていた学会からの帰路です。

18日の楽しい夕食会と初日のことはすでにお伝えしたので、その続きを・・・。

20日は3つのシンポジウムに参加しました。
最初のシンポジウムは、食品の機能性や機能性表示食品に関するものでした。
松本市の野菜の機能性表示検討委員会の委員長を務めているので、聞いておこうと思ったのです。
この種の研究は専門外で苦手ですが、こうした研究分野にもヒューマントライアル(人を対象としたの研究法)が多くなってきたようです。
それも単独の成分に関する知見だけではなく、食品の組み合わせ、または、料理パターンに着目した研究がなされるようになってきていることを知りました。
私たち実践系の研究者にとっては、うれしい方向性です。

九州大学大学院農学研究院のチームが取り組んでいる「食品因子センシングと食事摂取パターン」に関する研究などは大変興味深く聞かせていただきました。
食品成分の機能性発現においては、生体(つまり、私たちの体)が食品因子を感知すること(これを食品因子センシングというのだそうです)が重要で、これには食品中の複数の成分が様々に関連しあっていたり、食事パターンとして機能していたりするようです。

今まで、長野県の長寿と栄養素摂取量等との関連に着目した研究なども進めてきましたが、ときに、食事の食べ合わせの効果があるのかもしれないと考えることはありました、
今後はこのような視点で、栄養疫学と基礎系分野とが連携した研究も必要になってくるのだろうと思いました。
この食品因子センシングも長寿・健康長寿に関連しているかもしれないと思いつつ、聞かせていただきました・・・。

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