2014年7月16日水曜日

今年も来ました! 松花堂弁当が届く日

「弁当の日」という食育実践活動をご存知ですか?

香川県の滝宮小学校校長だった竹下和男先生が始められた食育実践・・・というより子どもたちの育ちを高めるための実践です。

「子どもが弁当を作る」・・・献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片づけまで、全部子ども自身がやることを基本として、「くらしの時間」の学びによって子どもたちが成長することをねらいとしています。
この教育手法は、香川県から全国へと広がっていき、長野県内でも取り組んでいる学校があります。

・・・という「弁当の日」とは関係がないのですが、松本大学人間健康学部健康栄養学科では、毎年、「松花堂弁当」を楽しめる日がやってきます。

2年生前期の応用調理学実習の最後に「松花堂弁当」の実習が組み込まれています。
学生がメニューを検討し、当日それぞれの班が異なったお弁当を作成し、私たち教員はそのいずれかをいただくことができます。

すっかり私たちの学科の年中行事として位置づきました。

今年、私のところには、Aクラス6班のお弁当が届きました。→ → →

「おしながき」は以下のとおりです。
☆お吸い物
☆ちらし寿司
☆人参をいんげんの肉巻き
☆揚げ浸し~豆腐・茄子・ピーマン~
☆かぼちゃの茶巾包み
☆きゅうりの辛味浸け
☆抹茶プリン

見た目が豪華な素敵なお弁当でしょ!
若者の調理した料理らしく少々味が濃い目ではありましたが、皆が丹精込めてつくってくれたことが伝わってきました。

「ごちそうさまでした!!」

私の3年生のゼミナールでは、しばらく前まで、和食について文献講読会をしていました。
世界文化遺産に登録された和食・・・学生たちには、栄養学的視点からの考察も含めて、その奥深さについて考えを深めていってほしいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿