2013年12月2日月曜日

第11回日本ヘルスプロモーション学会初日

11月30日~12月1日まで、松本大学を会場として、第11回日本ヘルスプロモーション学会が開催されました。

社会医療法人城西医療財団総長の関健先生が大会長、松本大学の住吉廣行学長が副大会長を務められ、「地域社会におけるヘルスプロモーションの展開」をメインテーマに実施されました。

住吉先生のほかに、本学から4名の組織委員が出ており、私もその1人でした。

城西医療財団のスタッフの皆様が準備を進めてくださり、当日に向けては、スポーツ健康学科の学生の皆さんが活躍してくださったのでしょう・・・私が受付に行くと、すっかり準備が整っていました。
皆さん、ご苦労様でした。

初日の30日。
ますは、学会長である順天堂大学スポーツ健康学部教授の島内憲夫先生のごあいさつから始まりました。ヘルスプロモーションに関する先生の思いがこもったお話で、すーっと頭に入ってくる感じがしました。

続いて、菅谷昭市長の「『松本のまちづくり』~健康寿命延伸都市・松本の理念~」という特別講演。松本市の取り組みについて紹介してくださいました。長野市に住む私としては健康づくりに関する松本市の取り組みがうらやましく感じられました。
午前中の最後は、大会長の関先生の「私のヘルスプロモーション」という大会長講演。関先生が取り組んでこられた様々な活動やお仕事についてお話してくださり、医療人という立場から、どのようにヘルスプロモーションを志向してきたのかについて、お話してくださいました。

午後は、ポスターによる研究発表。私のところの大学院生のほかに、長野県栄養士会にも発表をお願いしました。それぞれ、質問もいただき、今後の研究や活動のブラッシュアップにつながると思います。
スポーツ健康学科の卒業生の皆さんがたくさん発表してくださいましたが、立派に成長していることを頼もしく思いました。

その後は、シンポジウムが二つ。「多様なパートナーとともに広げる健康なまちづくり」と「ヘルスプロモーションに基づく政策づくりへのチャレンジ」
前段では、松本市と諏訪市の行政の保健師さんが、後段では、長野県健康長寿課長の小林吉清先生がシンポジストに加わって、全国から参加された会員の皆さんに、それぞれの立場から、現状、成果、課題について紹介してくださいました。
千葉県白井市の市民大学校に関する発表、島根県の健康なまちづくりの推進に関する政策的取り組みの発表も興味深く聞かせていただきました。

18:30までの盛りだくさんのプログラム。
その後は会場を豊科カントリークラブに移して、懇親会となりました。
こういう形での懇親会というのもめずらしいと思いますが、すばらしいお料理をたくさんいただくことができ、皆さん満足そうなご様子でした。

送迎は大学のバス。懇親会後は、和気あいあいの感じでバスに揺られて松本に戻り、学会初日が終了しました。

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