2013年9月2日月曜日

3年ゼミ生と生坂村を訪問

東筑摩郡生坂村の教育委員会からの依頼で、10月に実施される小学生の通学合宿のサポートをすることになっています。

小学生が親元を離れ、子どもたちだけで寝泊まりしながら学校に通う通学合宿が、最近長野県内でも少しずつ広がっていて、松本大学と協定を結んでいる生坂村でも、今年初めて、通学合宿を行うということです。
集団で生活する上での規律やマナーを学び、「自主」、「協調」、「責任」、「おもいやり」などの心を育むことをねらいしているそうです。
私のゼミの3年生が、そのときに子どもたちが自分たちでつくる食事の献立検討、当日の調理指導、食育などを担当させていただくことになりました。
私たちも大学と生坂村を往ったり来たりの通学合宿になる予定です。ちょうど大学祭の直前ですが、皆で頑張ろうと思っています。

今日は生坂小学校にうかがって、家庭科の先生と学校栄養士さんからいろいろ子どもたちの様子を教えていただく予定になっていました。

また、今後活動を進めてたいと思っているのですが、村のシニアの方々と学生とのコラボレーションによる料理教室のために、村の中で女性たちによる食品加工開発などの活動をリードしてきた平林さんとおっしゃる女性の方ともお会いすることになっていました。

村内にある「やまなみ荘」で昼食をいただきながら平林さんとお話させていただきました。さすが素敵な女性でした。話が弾み、食堂の窓から見えた畑も見学させていただきました。
今年は「エゴマを植えてみたのよ!」と。
見事に育ったエゴマ
私たちの背丈ほどにも育ったエゴマ。栄養学的には、多価不飽和脂肪酸のなかでもn-3系脂肪酸が豊富でおもしろい食材です。

これから実を収穫して料理に使う予定とのことですが、あまりに立派に育っているので、皆で「葉を食べるのもいいのではないかしら?」ということになり、ちぎった葉を食べさせていただきました。
独特のさわやかな香りが口の中に広がりました。焼き肉のときに包んで食べたらいいのではないかと話が盛り上がりました。

いつかうかがって、そんなことができたら素敵ですね! 
高津屋森林公園の施設

その後、通学合宿で宿泊施設となる高津屋森林公園の施設に伺いました。木をふんだんに使った落ち着いた気持ちになれる施設でした。

すぐ隣にあるコテージも拝見させていただき、学生たちからは、「ゼミで泊りに来たいねぇ!」との声が。

続いて小学校へ。家庭科の先生と栄養士の先生が待っていてくださいました。

学生たちは必要な情報を得ることができたようです。献立作成と当日の対応に活かしてくれることでしょう!

今日お会いした学校栄養士の先生も教え子。すっかり先生らしくなっていました。

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