2017年6月16日金曜日

栄養教諭教育実習生の実習校訪問

梅雨に入ってから、気持ちよく晴れる日が多いように思います。
6月15日もそんな日でした。

栄養教諭の資格取得をめざしている学生が教育実習に出かけています。
15日が研究授業の日ということで、実習校に伺いました。

長野県上伊那郡宮田村立宮田小学校です。
自宅のある長野市から直行で小学校に向かいましたが、高速道路で伊那谷を走るのは久しぶりでした。

宮田村からは山頂付近に雪が残る中央アルプスの駒ケ岳がきれいに見えていました。
なんだか心が洗われた感じでした。

校長先生、教頭先生、栄養教諭の先生(実は前任の短大のときの教え子でした)にご挨拶した後、実習生の研究授業を参観しました。

5年生の特別活動の時間。

パン食とごはん食を取り上げて、それぞれの特徴について考えてもらうという授業でした。

子どもたちの反応がとてもおもしろかったのです。

イラストを見て、ごはん食の方がいろいろな料理があると気づいた子どもたちの反応は予想がついたのですが、「パン食は脂質が多い」と書いていた子どもたちがいたのにはびっくりしました。

料理の組合せから脂質量を考えるのは、大人でも難しい作業です。油脂類は目に見えない形で入っていることが多いからです。
・・・というわけで、とてもびっくりしたのです。

どうやら、子どもたちは献立のところに示されていた栄養素量の数値を見て考察したのだと気づきました。

イラストに着目する子もいれば、数値を見る子もいるということなのです。

たんぱく質や脂質ということはわかっていますし、食塩摂取量が多いのは問題だということもわかっているようで、なんだか心強く思いました。

夏には卒研生の活動でKids Cookingを予定していますが、それに向けて得るものがたくさんありました。

小学生はいいなぁと、なんだか浮き浮きした気持ちで大学に戻ることができました!

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