2014年4月27日日曜日

富岡製糸場のニュースに触れて

群馬県の富岡製糸場と絹産業遺産群が、世界文化遺産候補の事前審査を行うイコモスから、「登録」との評価を得たというニュースが流れています。

勧告が認められれば、世界文化遺産に登録され、日本の世界文化遺産がまたひとつ増えるわけです。

富岡製糸場・・・栄養士・管理栄養士の皆さんは聞き覚えがあるのではないでしょうか!

富岡製糸場は1872年に明治政府が設立した官営の製糸場ということですが、日本で初めて工場で給食が提供されたところ・・・と私たちは学習しました。

工場で働く女工さんたちに食事が提供された事業所給食発祥の地ということになります。

当時は殖産興業の旗印のもと、働くための糧としての給食だったのでしょう。

現在の産業給食はそういう目的だけではありません。
栄養士さんや管理栄養士さんが考えて提供する給食は、従業員の皆さんの健康管理を考えた食事の提供であり、栄養教育の教材としての役割も担っているわけです。

ニュースを聞いて、日本の産業の発展と、健康課題や食事の変遷について考えた日となりました。

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