2013年11月4日月曜日

ユニバーサルデザインキャンプ 2013

11月の3連休最終日。
午前中は長野市にいました。

年に1回担当する信大シニア&長野ウェルネス大学シニア健康教室の調理実習の日でした。
今年は調理実習の受講希望が多く、お借りした長野清泉女学院大学の調理実習室は満杯状態。
本来は私の担当講座なのですが、いつも松本大学地域健康支援ステーションや長野県健康づくり事業団の管理栄養士さん(いずれも私の教え子!)が企画運営してくださいます。

格好よく言えば、私はスーパーバイザー、実質はおまけとしているだけの人なのですが、それでも何らかのお役に立つように心がけてはいます。

今年は「長寿日本一から健康長寿日本一に向けて~野菜摂取と減塩~」というようなテーマとしました。
出来上がりはどうだったかしら?
私、出来上がりまでいることができませんでした。

午後から、松本市市民芸術館で開催されていたユニバーサルデザインキャンプ2013でお話をすることになっており、途中で失礼して松本に向かいました。

私は研究発表として「子どもたちの身体と“心”を育む食育」についてお話させていただきました。
松本大学の住吉廣行学長がまつもとUDネットワーク研究会会長を務められていて、その関連でお話が回ってきたことかと思います。
帯広市嶋野副市長様の講演

今年は全体テーマが「学校のユニバーサルデザイン」ということでした。
最初に帯広市の副市長さんが帯広市での取り組みについてお話されていましたが、その中では、「かたち」「しくみ」とともに「こころ」のユニバーサルデザインも共に進めていく必要があるとお話しされていました。

学校における食育推進をユニバーサルデザインと関連付けて考えてみたことはありませんでしたが、健康づくりとして食育は学校におけるユニバーサルデザインの「しくみ」として考えられるべきだと思いますし、食育は「こころ」のユニバーサルデザインを考える題材にもなります。
そんな視点を盛り込みつつ、お話させていただきました。 
コンクールの表彰式
途中、「ながのユニバーサルデザインアイディアコンクール2013」の表彰式がありました。
子どもたちの応募作品の中から、入賞作品が選ばれたようです。

閉会の辞を述べられた研究会の上村保弘副会長様も触れられていましたが、「きもち・こころ」部門で最優秀を受賞された井口ひまわりさんの主張の中に記述されていた「“心の花”をさかせるために“言葉の水”」が必要」というメッセージが参加された皆さんの心に残ったことと思います。

子どもたちはすばらしいですね。
私も、これからも、子どもたちが輝くことができる食育の場をつくっていきたいなぁと改めて思いを強くしました。

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