2012年10月26日金曜日

第71回日本公衆衛生学会総会に参加してきました


山口県山口市で開催された第71回日本公衆衛生学会に参加してきました。

日本学校農業クラブ全国大会「プロジェクト発表会」の審査が終わってから松本を出発し、大阪に宿泊した後、翌25日は6:50発の新幹線“さくら”に乗車し、一路、秋の気配が濃くなりつつある山口へです。

山口には以前、研修会に参加するため伺ったことがあります。そのときも感じたのですが、幕末から明治にかけて日本の国を動かした人々を多く輩出した山口県には、なんとなく畏敬の念を持っています。

今回の学会の開催は、10月24日から26日まで。メインテーマは「健康リスクへの先見的対応の展望と公衆衛生の課題」となっています。

今週は予定が立て込んでしまっていたので、一旦出席をあきらめたのですが、25日に開催される自由集会に参加したかったので、少々無理をしました。
それでも25日はシンポジウム、フォーラムなどのプログラムに参加することができました。
これまで日本ではあまり研究が進められてきていなかったと思いますが、公衆衛生的視点からみた食・栄養学分野でも、社会経済学的要因が重要視されてきていることを実感した学会となりました。

25日の自由集会は山口ではなく宇部で開催されることになっていたため、2時間弱かけて宇部に移動しました。同じ調査ツールを使っている皆さんとの自由集会での情報交換は、やはり有意義でした。無理して出かけて来た甲斐がありました。

26日は、朝、たまたまお会いした日頃からお世話になっている先生から、院生がポスター発表をすると伺い、そちらに足を運んでみました。
とても興味深い研究でした。松本でもそれを参考にして新しい取り組みをしたいと思いました。その内容は・・・もう少し私の頭のなかでクリアになるまで待っていてください。

来年の日本公衆衛生学会の総会は、三重県で開催されるということです。

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