2015年10月18日日曜日

今年の大学祭も幕を閉じようとしています

梓乃森祭の最終日。

お蔭様で、「松大カフェ×ポタジエ」という企画で運営したカフェ“Veg*Sweets”のケーキは、完売となりました。
ご来店くださった皆様、ありがとうございました。

朝、東京から松本入りしてくださったオーガニック野菜スイーツ専門店ポタジエのオーナーシェフである柿沢安耶氏をお出迎えし、10:30から予定されていたカフェのオープニングセレモニーにご案内しました。

店内では、テープカットの準備が整っていました。
柿沢シェフ、松本大学の住吉学長、野菜スイーツの野菜を提供してくださったVif穂高の河村理事長、カフェを運営する学生の代表2名と私の6名でテープカットをして、開店となりました。

その時に、すでにお客様が並んでくださっていたそうで、開店早々は大変だったようです。

私はその後に続いて予定されていた「野菜スイーツパティシエール 柿沢安耶氏 公開講座」の準備のため、講演会場に向かいました。

柿沢シェフの講演テーマは「スイーツでとどける野菜の美味しさ」
ポタジエで販売されているケーキの紹介から始まり、野菜スイーツの開発を志そうとした経緯、現在どんなことをめざそうとしているのか(食育活動や農業者支援活動も含めて)、野菜スイーツをつくるうえでのコツなど、広い視点でお話いただきました。

1時間という設定では短かったかもしれません。
講演後には会場からの質問にも答えてくださり、素敵な講座になりました。
学外からご参加くださった皆様にもご満足いただけたのではないかと思います。

講演後に“Veg*Sweets”に行ってみたいとおっしゃってくださったので、ご案内しました。
ええじゃん栄村プロジェクトの学生たちが提案したシフォンケーキ3種を柿沢シェフとマネージャーさんと私の3名で分け合っていただきました。

トマトとカボチャと食用ホウズキを使ったケーキです。
学生の説明を丁寧に聞いてくださり、じっくり味わってくださいました。

店内にいらっしゃったお客様ともお話してくださり、学生の頑張りをほめてくださり・・・ありがたいことでした。

店舗を出る前には坂詰GM(私のゼミナールの3年生です)にも感想を伝えてくださっていました。
これまでの苦労が報われたことでしょう。

帰路につかれる柿沢シェフをお見送りして、しばらくしてから再度店舗に行って、ゆっくりケーキをいただきました。
穂高いんげんのスクエアケーキ
穂高いんげんのスクエアケーキ

チーズの味といんげんの野菜らしさが味わえるケーキに仕上がっていました。

柿沢シェフはご講演のなかで、最初に口に入れた時はスイーツらしい香りが大切、でも、折角入れている野菜の味も楽しんでもらえるように考えているとおっしゃっていましたが、その言葉通りのケーキだったと思います。

今後も松本市で販売してもらえないかとおっしゃってくださった方もいらっしゃいました。
企画した者としてはうれしい限りです。

ケーキをいただいてから、学祭のメインステージであるウッドデッキに行ってみると、健康栄養学科の学生たちがアカペラのコーラスで歌っていました。

「こんな特技があったのね」とびっくりしながら聞き惚れていました。

学生たちが勉学の場面とは違った形で輝いてくれるのも、学祭のいいところです。

そうそう、今日はうれしい言葉をいただいたのです。

柿沢シェフとのコラボレーションの企画に際してマネジメントをしてくださった企画会社の担当者の方が「いろいろな大学の大学祭に関わりますが、松本大学の学生さんたちが自ら大学祭の運営に関わろうとしている姿にびっくりしました。一番目を輝かせている学生たちがいる大学祭だと思います」と。

今日はとても晴れ渡った気持ちのいい日だったので、そんなふうに見ていただいたのかもしれませんが、うれしい言葉でした。

今は、後夜祭が始まっています。
今年の後夜祭はサプライズがあるらしいです・・・学生が「キャーッ!」というようなゲストが登場するのでしょうか?

頑張った学生たちが、思いきり楽しんでくれますように!!!

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