2012年5月20日日曜日

今年も始動 ORプロジェクト

    新緑の山々が次第に緑を濃くしていきます。車で走っている時に、「山形県長井市のつつじはもう終わりかしら?」と思ったりします。毎年「行ってみたいなあ!」と思いながら、まだ花の季節の長井市訪問は実現していません。
    長井市とは、松本大学の健康栄養学科が展開していた大学教育GPでつながりができました。そもそもは、私が菅野芳秀さんの講演を聞かせていただいたことがはじまりです。長井市では生ごみを堆肥化して農業生産に使うという地域循環プログラムが動いていますが、菅野さんはそれを中心となって立ち上げてきたきた方です。

長井市のレインボープランはこちらをご覧ください。→http://samidare.jp/rainbow/

視察で訪れたレインボープラン
の施設でお話を伺いました。
    菅野さんには、2010年2月8日に健康栄養学科のGP関連企画として実施した「土・農業・生命の循環から“食”を考える」というシンポジウムにお越しいただきました。どうしても学生に菅野さんの講演を聞いてもほしかったからです。その後、学生とともに山形県長井市へ視察旅行に行きました。菅野さんはもとより、レインボープランに関わっていらっしゃる方々のお話を伺い、関連施設を視察させていただくためです。まだ、雪がたくさん残る頃でした。菅野さんが花の季節の長井市のことをお話くださり、以来、いつかは訪れようと思っているのです。

菅野さんと健康栄養学科GPとの関連についてはこちらをご覧ください。→
http://www.matsumoto-u.ac.jp/information/topics/detail.php?id=124
http://www.matsumoto-u.ac.jp/information/topics/detail.php?id=125

     その後、松本大学でも生ごみを活用する循環ができないものかと模索し、地域のたくさんの皆さんのお力をお借りして、実現しました。とってもミニ、ミニ、ミニのプロジェクトであるにも関わらず、私はこのプロジェクトを“ORプロジェクト”と名付けました。山形県長井市のレインボープランとは比べようもないのですが、志だけは高く “Over the Rainbow Project” なんて呼ぶことにしてしまったのです。菅野さん、長井市の皆さん、どうぞお許しください。
井出さんのご指導のもと
野菜の植付けをするORプロジェクトの学生たち
    昨年度から学生と一緒に畑を借りて野菜作りをしています。今日は1年生も加わった新しいプロジェクトチームで畑に野菜の種をまき、苗植えをしました。今年の学生たちは、ニンジン、サツマイモ、ねぎ、ミニトマト、ズッキーニ、ゴーヤなどを育てるそうです。昨年もそうだったのですが、私のリクエストで枝豆とオクラも育ててくれるそうです。

    学生たちは朝から、「くれきの生産組合」の井出さんのご指導を受けながら働いていました。私が駆け付けたのは11時頃で、作業はだいぶ進んでいました。これからは野菜の収穫の日を楽しみに、草取りと水やりに励みましょう!!

 

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