2012年5月8日火曜日

日本栄養改善学会へのエントリー

  日本の学会の中で、管理栄養士・栄養士の皆さんの参加が最も多いのは、日本栄養改善学会でしょう。


  昨年まで、松本大学人間健康学部健康栄養学科は文部科学省の大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム(大学教育GP)の選定を受けて、「食の課題解決に向けた質の高い学士の育成」プロジェクトに取り組みました。補助期間の3年間、GPの活動を進めるために学生とともに視察旅行に出かけました。2011年度はその最終年度でしたが、学生たちが現場の管理栄養士や栄養士の皆さんが研究的な活動も行っていることを実感し、その経験を大学での学びや将来の仕事にいかしてほしいと思い、日本栄養改善学会に参加する視察旅行を企画しました。昨年の学会開催地である広島市まで、大学が手配してくれたバスで出向き、4年生3名も学会でのポスター発表を初体験したのです。


今年の日本栄養改善学会は名古屋で開催されます。共同研究でお世話になった徳留裕子先生が学会長を務められるので、学会が盛会であればと願っています。5月8日はその演題登録の締切日でした。昨年度の卒業研究生が進めてきてくれた研究について発表してもらおうと考え、修正を繰り返しつつ前日までに3演題を登録しました。

8日の朝はほっとした気分でおりましたが、午前中に、前任校で教え現在は立派な管理栄養士になっている卒業生2名が、共同研究の成果を発表したいと連絡をくださいました。正午がタイムリミットだったので、ディスカッションの時間が十分にはとれませんでしたが、二人とも無事登録を済ませてくれたようです。

このところ、私は日々泥縄生活なのですが、教え子たちは私のそんなところを手本にしてしまったのでしょうか? 反省!反省!!


健康栄養学科では、今年もいくつかの研究室の学生が研究発表を行う予定のようです。昨年の視察旅行が、学科内に「学生による研究成果発表に前向きな姿勢」を作ることに貢献したのであれば、視察旅行を企画したものとしてたいへんうれしく思います。

名古屋での学会は9月中旬です。皆で、頑張りましょう!!

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