2012年7月24日火曜日

大学院生による高校女子選手を対象とした授業実践


高校の女子選手を指導されている先生からご依頼をいただいて、栄養サポートを行っています。サポート内容は、選手の皆さんへの栄養教育と、メニュー提案を通した栄養管理です。

入学されたばかりの高校1年生が中心ということで、最初の栄養講座には私が単独で出かけました。

その後、ゼミ生にも関わってもらうことにし、大学院で私が担当する「食・栄養教育特論」でも、受講している院生たちに栄養教育のプランニングをしてもらいました。
栄養教諭の専修免許取得をめざす院生に、授業の指導案を作成してもらい、管理栄養士のライセンスを持っている社会人の院生には、メニュー作成をお願いしました。皆さん、頑張ってくれました。

昨日はその授業実践の日で、9名の選手の皆さんと引率の先生が松本大学に来て下さいました。

3名の院生がそれぞれに指導案を考えたのですが、彼女たちは、最終的にはそれを合体させて、60分の講義にまとめました。
①基本的な食事の組み立てについて復習し(私が最初に話した内容を選手の皆さんは、よく覚えていてくださいました)、②OFF期、トレーニング期、試合期の食事の注意点について説明し、③試合期に突入しているので、試合の前日から当日のゲームの間の食事や栄養補給について、グループワークで考えてもらうという内容になりました。

手作り教材も活用しての授業でしたが、選手の皆さんは、真剣に、また、楽しそうにワークに取り組んでくださいました。
院生たちは、実際の授業は紙の上で考えるのとは違い、臨機応変に対応することが求められ、そのためには基礎となる知識やスキル、それに基づいた応用力が必要だということを実感したようです。

今日の授業が、この後すぐに行われる試合にいかされますように!! 
これからも、この栄養サポートは続きます。

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