実は、昨日に続いて今日も県庁を訪れました。
今日は、健康福祉部健康長寿課主催の長野県版運動ガイドラインに関する研修会でした。
昨日の食育推進全国大会実行委員会でもお会いした関係者の方から、「毎日、ご苦労さまです」と声を掛けていただき・・・しかし、楽しい研修会でした。
国が作成した「健康づくりのための身体活動指針 アクティブガイド」の長野県版が作成されたのです。
公益財団法人長野県健康づくり事業団と健康運動指導士会の皆さんなどが作成検討委員会を組織して作業を進められたそうです。いろいろなところでお世話になっている方々が委員になっていらっしゃいます。
今日の講師も、本学の私の授業で毎年1回だけ学生への指導をお願いする健康づくり事業団の五十嵐宏美先生でした。
アクティブガイドに代わって「ずくだすガイド」というネーミングになっています。
「ずく」という言葉は長野県民でないとわからないかもしれませんが、長野県方言辞典によれば、「①精を出してする気力。根気。やる気。活力。こまめに動くこと。熱心さ。労をいとわずに働く生活態度、性分、意欲、気力などを総合した言葉。がんばり。②骨を折ること。③力」となっているそうです(「ずくだすガイド」できちんと言葉の定義について触れているのです。)
この「ずく」をつかって、このガイドでは
「ずく」・・・「やる気を出して動くこと。ここでは、日常生活の中で今までより10分多く、元気にからだを動かすこと。」
「こずく」・・・「こまめに動くこと。ここでは、じっと座っていないで、おっくうがらずに立って行う動作のこと」
と定義しています。
なかなか面白いアイディアでいいですよね。
県民の皆さんに受け入れていただけるのではないでしょうか。
食生活面では、私も策定作業部会長として関わってつくりあげた「信濃の国 食事バランスガイド」がありますが、アピール力の面で「ずくだすガイド」に負けているかもしれないなと考えたりしておりました。
「ずくだすガイド」
皆さん、関心をもってご覧になってみてください。
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