2015年2月15日日曜日

公開特別講演会+長野県栄養士会研修会

2月14日(土)は2本立てのプログラム

午前中は松本大学健康栄養学科主催COC事業による公開特別講演会
午後は(公社)長野県栄養士会研究教育事業部主催研修会

学内では、次年度の新入生向けオリエンテーションも実施されていたため、上記の講演会等は人間健康学部棟である6号館で実施しました。
6号館は学外者が参加する企画にはあまり使用されないので、研修会でよく本学を訪れる長野県栄養士会員の方々にも新鮮だったことと思います。

公開特別講演会では、NPO法人HAP(Healthy Aging Projects for Women)理事長で日本女性医学学会認定薬剤師の宮原富士子さんをお迎えし、『女性のライフステージに応じた健康管理~専門職間の連携の視点も含めて~』というテーマでご講演いただきました。

宮原さんは私が研究に用いている食事調査(DHQ,BDHQ)のデータ処理センターも運営してくださっている方なので、本当にお世話になっているのです。
学会の自由集会等で、年に2回程度はいろいろ語り合う場もあるのですが、宮原さんのお話を講演会という形でお聴きするのは初めてでした。

いつもパワフルな活動ぶりに感嘆しているのですが、その源は宮原さんがライフワークとして大切にしているウィメンズヘルスにかける想いなのではないかと思いました。
この日のお話は、聴講していた本学学生からシニアの女性の皆さんまで、ひとりひとりが自分のライフステージに応じた健康課題について考える機会になったと思います。

2名の男性も参加してくださっていたのですが、最後に感想をお聞きしたところ、また、ぜひ講演にきていただきたいという感想を述べてくださいました。他の方々からも同じような感想をいただき、企画した私としてはたいへんうれしいことでした。

長野県栄養士会の研修会は、長野県健康福祉部健康増進課管理栄養士の成見みゆきさんから、新しい長野県県民健康・栄養調査、現在長野県が進めている健康づくりの取り組みである「信州ACEプロジェクト」についてお話していただきました。

講演のあと、グループワークで今後の活動に向けての提案などを出し合いました。
参加者は30数名と多くはありませんでしたが、その分、密度の濃い研修会になったと思います。

新しい県民健康・栄養調査結果の公表は年度末になるようです。
正式な発表を待ちたいと思います。

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