いや、「時々」ではなくて「たまに」です。
サラメシにはそれを召し上がる人の周りの人々とのつながりや職場の様子が反映しているように思えます。
2日前の日曜日に参加した研修会は長野県健康増進課が企画した「社員食堂(事業所給食)等関係者研修会」でした。
今、社員食堂は「社食」と呼ばれ、注目されています・・・その日の講師の先生のお話では、ブームは少し前だったそうですが・・・。
長野県は 健康づくり県民運動「信州ACE(エース)プロジェクト」を進めるにあたって、働き盛りの皆さんが利用する社員食堂でのヘルシーメニューの提供を進めようとしています。
2月21日(日)は、その一環として社員食堂のメニューコンテストが実施され、それに引き続いて午後から研修会ということでした。
研修会はコンテストにエントリーしない人でも参加可ということだったので、出席することにしました。
私のゼミの学生が社食に関する卒業研究を進めようとしています。
昨年から、学生にメニュー提案をしてほしいとおっしゃってくださる企業さんがあり、連携が進んでいるのです。
・・・ということもあって、日曜日ですが研修会に出席することにしたのです。
研修会場には、その日の午前中に実施された“社員食堂「健康づくり応援メニューコンテスト」実技(二次)審査”に残った6つの作品が展示されていました。
どれもとてもおいしそう!!
こんな社食のサラメシだったら、とってもハッピーです。
お世話になっている管理栄養士さんが関わっている作品もありました。
☆「働き盛り世代の健康状態について~平成26年度健診結果から~」
☆「最新の社員食堂事情~従業員のための社員食堂の活用法~」
の2本立てでした。
最近は、社食のあり方を見直す企業が増えてきているそうで、後段のお話では、いくつかの企業の社食の様子が紹介されました。
第1世代:工場など通常の飲食店のある場所から離れていて、食事を提供する必要があって運営されていた社員食堂
第2世代:他の場所でも食べられるけれども、福利厚生の意味合いで「安い」を売りにした社員食堂
そして今は第3世代の社員食堂が多くなっているということでした。
第3世代の社食は、社屋のいい場所(例えば最上階の窓が多い空間)につくられていて、おいしくて、高い値段のメニューもあり、従業員同士がコミュニケーションをとれる場所、あるいは地域社会のなかでのコミュニケーションの場(例えば地産地消をコンセプトにする等)であることを重視しているのが特徴だそうです。
その中で、健康志向のメニューを導入しているところも多いのでしょう。
長野県内でもヘルシーメニューをとり入れる社食が増え、それを利用してくださる働き世代が多くなるといいですね。
ゼミ学生の取組みもそんな成果につながってほしいものです。
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