研究教育事業部とは、管理栄養士・栄養士の養成に関わっている大学教員や企業等の研究機関で働いている栄養士会の会員が所属している事業部です。
会場は、横浜市上大岡のウィリング横浜。
スタッフとしての役割がありましたが、宇都宮から移動して横浜駅近くのホテルに泊まっていたので、朝は比較的ゆっくりできました。
研修会は講演が2本。
最初の基調講演は、公益社団法人日本栄養士会名誉会長で、神奈川県保健福祉大学学長の中村丁次先生に、「健康な食事」についてのご講演をお願いしていました。
宇都宮の学会でも「健康な食事」に関するシンポジウムに参加していました。
委員会が設定した基準をクリアしていると、「健康な食事」の認証マークをつけて販売することができるようになります。
中村先生はこの策定検討委員会の委員長を務められていたので、その検討過程について、詳しく説明してくださり、たいへん理解が深まりました。
運用は来春からということで、現在、運用ガイドラインの検討が進んでいるとのことでした。
それに関わって新しい管理栄養士の雇用が生まれるのでしょうか?
どう決まっていくか注目していきたいと思います。
2つ目の特別講演は、公益社団法人日本栄養士会監事で弁護士の早野貴文先生に、「管理栄養士・栄養士の職業倫理と養成制度の改革」というテーマでお話しいただきました。
この特別講演では座長を務めさせていただきました。
研究教育事業部の企画運営委員は、先日も早野先生のお話を伺ったばかりですが、また新しい視点を加えて、講演を組み立ててくださいました。
ここまでの経緯をあまりご存じなくて参加された先生方も、今後に向けた非常に重要な課題として受け止めてくださったのではないかと思います。
会場の都合で午前中のみで撤収しないといけなかったので、ゆっくりディスカッションの時間が取れなかったのは残念でした。
研修会後、運営に携わった先生方とイタリアンレストランでランチをいただき、情報交換をしました。
そして、やっと慌ただしかった数日間の出張が終わり、長野に戻りました。
(ふーっ! と一休みしたいところでしたが、まだ“「たーいへん!」、マッタダナカ”は続くのでした・・・。)
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