第73回日本公衆衛生学会総会報告 No.2 です。
11月5日の午後は、公衆栄養分野の研究発表会場にいました。
興味深い発表もあり、参考になりました。
その後は、自由集会に参加。
BDHQユーザークラブ主催で、この学会の折にBDHQなどを使っている仲間が集まるのが恒例になってきました。
私、世話人の一人になっていたのですが、何も役を果たしていません。
ほどんと山口大学大学院の奥田昌之先生が企画と準備と当日の運営をしてくださいました。
今年のテーマは、
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にみるBDHQ小児版を用いた小児栄養疫学研究の重要性
でした。
奥田先生と東京大学の佐々木 敏先生から話題提供があり、新しい食事摂取基準で強調されている「食事アセスメント」法としての食事調査方法について、私たちは何をめざして研究・活動をしなければならないかを考える機会になりました。
個人に対する栄養計画、栄養教育は「食事のアセスメント」を踏まえているのか、地域計画を立てるための地域診断としての食事調査の在り方はどうなのかなどについて考える材料をたくさん示していただきました。
やるべきことは山とあります。
それに取り組むには、パワーが必要です。そして、一人ではできない、皆で取り組む必要もあります。
そんな仲間が増えていくといいなぁと思います。
・・・というわけで、自由集会のあとは懇親会。
世話人としてひつとだけ仕事をしました・・・乾杯の音頭をとる方の指名です。
今年は、同じく世話人を務めてくださった東北大学大学院の仲井邦彦先生にお願いしました。
仲井先生は、公衆栄養のセッションで、DHAなどn-3系脂肪酸摂取の産科的ベネフィットに関する研究成果を発表されていました。
そのお話も直接うかがうことができました。
DHA摂取が多いと新生児の在胎期間が1日余延びるそうですが、それが産科的に意味が強いかというとそうでもないそうです。
楽しく、おいしく、飲んだり食べたり・・・いい会になったと思います。
お世話になったDHQセンター(BDHQユーザークラブにとっては無くてはならないデータの処理をしてくださる機関です)の皆様に、お礼を申し上げないと・・・ありがとうございました!!!
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