2014年11月24日月曜日

平成26年度長野県「学校給食に地場産物を活用した調理コンクール」の開催

公益財団法人長野県学校給食会主催の「学校給食に地場産物を活用した調理コンクール」。
4回目となる今年の2次審査会が11月23日に開催されました。

前夜に長野県北部で大きな地震があり、主催する関係者で開催するかどうか朝早くから検討が行われたそうです。
審査委員長の私は、そんなこととは知らず、参加できないチームがなければいいけれどと思いながら、松本市の会場に向かいました。

幸い、2次審査に残った学校給食施設の皆さんはそろって参加してくださいました。

書類による1次審査を通過した皆さんですので、いずれのチームも、最初に設定されている「出品メニューに関するアピールタイム」から力が入っていました。

給食提供を通して子どもたちに伝えたいこと・・・その強さを感じ取ることができました。

どのチームも1時間の調理時間内に作品をつくりあげてくださり、審査会場で見た目、味等の審査を行いました。

審査基準は年々進化していきますが、この試食審査は楽しみでもあり、悩ましくもあります。
本当に難しいのです。
それでも審査員の採点をまとめるとなんとか結果は見えてきます。慎重に審議し、受賞作品を決定しました。

そして、表彰式。
最優秀賞に選ばれた学校栄養士さんと調理員さんの笑顔は、とても素敵です。

毎年願うこと・・・このコンクールが長野県の学校給食のますますの質の向上、そして、多くの子どもたちの体と心の成長につながりますように!!

長野県北部で発生した地震とソーシャルキャピタル

11月22日の夜10時過ぎに長野県北部で震度6弱という大きな地震がありました。
長野市でも大きな揺れがあり、テレビを見ながらボーとしていた私もびっくりして立ち上がり、しばらく呆然としていました。
揺れが来たとき、頭がすっきりしていなかったのが幸いしたのか、案外落ち着いて対応できたように思います。

友人・知人から、お見舞いのメールをいただきます。

皆様、ご心配いただきありがとうございます。
心にとめてくださる方がいてくださることは、うれしいことです。

長野市内でも、私の住んでいる地域は幸いなことにほとんど被害はないようで、私の自宅では、2階で化粧品のビンが何本か倒れていたくらいです。

長野市では、善光寺で石灯籠などが倒れたと報道されているので、長野市内でも地区によって揺れの大きさが違っていたのでしょう。

白馬村で家屋の全壊や道路のがけ崩れなどがあると報道され、白馬にはスキー等でお世話になった方々も多いので、心配しています。
「こちらは大丈夫ですが、そちらはいかがですか?」とメールを出しましたら、「大丈夫!」と返信をくださったかたもいました。
いずれにしても心が痛みます。

白馬村の被害があった地域における「共助」が被害拡大を防いだ面があったと報道されています。

私も最近、長野県における「偉大なるお節介」と名付けて、長野県の食生活の特徴はそれが要因の一つになっているのではないかと考えています。
今回はそんな地域のつながりの強さが浮き彫りになったような気がして、「やっぱり!」と一人納得したりしています。

先日、松本市で開催された第4回世界健康首都会議でイチロー・カワチ先生のご講演があり、ソーシャルキャピタルのお話を伺ったばかりでした。

地域の絆力・・・ありがたくもあり、面倒でもありますが・・・大切にしないといけないのだと思います。

2014年11月21日金曜日

日本栄養士会研究教育事業部ブロック研修会

11月8日(土)は9:00から「平成26年度日本栄養士会全国研究教育職域事業部会 関東甲信越・京浜ブロック研修会」でした。
研究教育事業部とは、管理栄養士・栄養士の養成に関わっている大学教員や企業等の研究機関で働いている栄養士会の会員が所属している事業部です。

会場は、横浜市上大岡のウィリング横浜。
スタッフとしての役割がありましたが、宇都宮から移動して横浜駅近くのホテルに泊まっていたので、朝は比較的ゆっくりできました。

研修会は講演が2本。

最初の基調講演は、公益社団法人日本栄養士会名誉会長で、神奈川県保健福祉大学学長の中村丁次先生に、「健康な食事」についてのご講演をお願いしていました。

宇都宮の学会でも「健康な食事」に関するシンポジウムに参加していました。
委員会が設定した基準をクリアしていると、「健康な食事」の認証マークをつけて販売することができるようになります。
中村先生はこの策定検討委員会の委員長を務められていたので、その検討過程について、詳しく説明してくださり、たいへん理解が深まりました。

運用は来春からということで、現在、運用ガイドラインの検討が進んでいるとのことでした。
それに関わって新しい管理栄養士の雇用が生まれるのでしょうか?
どう決まっていくか注目していきたいと思います。

2つ目の特別講演は、公益社団法人日本栄養士会監事で弁護士の早野貴文先生に、「管理栄養士・栄養士の職業倫理と養成制度の改革」というテーマでお話しいただきました。
この特別講演では座長を務めさせていただきました。

研究教育事業部の企画運営委員は、先日も早野先生のお話を伺ったばかりですが、また新しい視点を加えて、講演を組み立ててくださいました。
ここまでの経緯をあまりご存じなくて参加された先生方も、今後に向けた非常に重要な課題として受け止めてくださったのではないかと思います。

会場の都合で午前中のみで撤収しないといけなかったので、ゆっくりディスカッションの時間が取れなかったのは残念でした。

研修会後、運営に携わった先生方とイタリアンレストランでランチをいただき、情報交換をしました。

そして、やっと慌ただしかった数日間の出張が終わり、長野に戻りました。
(ふーっ! と一休みしたいところでしたが、まだ“「たーいへん!」、マッタダナカ”は続くのでした・・・。)

ペップトークに関する講演を聴いて宇都宮→横浜へ

11月7日 第73回日本公衆衛生学会総会最終日。

ポスター発表をする日でした。
朝、ポスターの貼付作業をし、お隣に掲示していた先生方とお話をしたり、早めに会場に顔を出された知り合いの先生に少しだけ説明をしたり・・・。

セッション時間は9:10からでした。発表3分、討議2分と1人に与えられた時間は短く、学会前のあわただしい準備を思い出すとなんだかむなしい感じ・・・でした。

松本大学から山梨大学大学院に進学した卒業生も顔を出してくれました。
昨年の公衆衛生学会総会でも会ったのですが、1年間の成長ぶりがうかがえました。
彼女も自分の発表があったそうです。

「この後の特別講演はきっといいお話だから参加しましょう!」と誘って、私も会場に向かいました。

特別講演「現場に元気・活気を与えるコミュニケーション術~スポーツ現場に学ぶペップトークとは~」

今年の公衆衛生学会総会で一番楽しみにしていたプログラムです。

実は、この特別講演講師の岩崎良純氏には、松本大学での公開特別講演会講師をお願いしてみたのですが、ご多忙で予定があわず、日本ペップトーク普及協会から別の講師の先生をご紹介いただいたのです。
この会の会長である岩崎氏のお話を聴講したいと思っていました。

泣いたり笑ったりしながらお話を伺いました。涙を流していた時間のほうが長かったかもしれません。
ペップトークは「激励のショートスピーチ」「前向きな背中の一押し」
短くて
わかりやすく
肯定的な言葉を使った
魂をゆさぶる
人のやる気を起こす
やさしい説教

・・・だそうです。

先生ご自身のスポーツ現場での経験を盛り込みながら、感動的なお話をいくつも披露してくださいました。
期待に違わず、とってもいいお話でした。

セルフペップトークのお話もしてくださって、「3・3・7拍子がいいんです」とのこと。
そのお話は大学に戻って、国試に向けて頑張っている4年ゼミ生に伝えてあげました。

そして、やる気を萎えさせてしまうような言葉がけは「プッペトークです」と…ここは“笑い”をとるお話でした。

松本大学で開催するペップトークに関する講演会は下記をご覧ください。
http://www.matsu.ac.jp/matsumoto_u/m-station/141112_coc.pdf

MBA(経営学修士)で人材教育コンサルタントをなさっている堀内裕一郎氏にご講演いただくので、 また違った切り口でいいお話を伺えるのではないかと楽しみにしています。

特別講演の会場を出たところで前述の卒業生に出会いました・・・
「先生、講演、よかったぁ! 私も3・3・7拍子のセルフペップトークで修士論文を頑張ります!」
と言ってくれました。

そうそう、その調子!!!

私にとっての今年の公衆衛生学会総会は、この後、糖尿病に関するランチョンセミナーに参加してその後同じ会場で行われた口頭発表を少し聞いて終わりになりました。
このランチョンセミナーでは、最新の糖尿病研究に関するお話を伺い、研究の進展にびっくりしました。

午後のプログラムはまだ続いていたのですが、私は翌日に予定されていた(公社)日本栄養士会研究教育事業部関東甲信越・京浜ブロック研修会に参加するため、横浜に向かいました。

会場を引き受けてくださった神奈川県と長野県が企画当番県になっていたので、スタッフを兼ねて参加しなければならなかったのです。

まだ出張期間が続きました・・・。

2014年11月20日木曜日

日本公衆衛生学会総会2日目 1日まじめに研修

この2週間ほどを振り返ります。
11月5日の日本公衆衛生学会自由集会のあとからです。

11月6日、朝一番で、前夜自由集会でご一緒していた奥田昌之先生が座長、佐々木先生が講師を務められた教育講演「日本人の食事摂取基準(2015年版):活用のための科学と技術」を拝聴しました。

松本大学健康栄養学科の前学科長で、今はご自宅のある北海道の大学にいらっしゃる村松宰先生がお隣に着座され、あれこれとお話ししました。
久しぶりにお会いしましたが、お変わりなく、お元気そうでした。

佐々木先生の日本人の食事摂取基準(2015年版)に関するお話をお聞きするのは何度目かですが、毎回、何かしら得るものがあります。昨夜の自由集会で話題提供いただいたことを整理しなおす機会になりました。

その後はポスター発表の会場を見て歩き、ランチョンセミナーに参加し、午後からはシンポジウム「日本人の長寿を支える『健康な食事』で、健康増進と産業振興の真の協働は可能か」に出席しました。
5名の豪華メンバーによるシンポジウムはとてもよかったです。

株式会社タニタの谷田千里社長と、株式会社ローソンの鈴木清晃社長補佐のお二方のお話は私が所属する学会では、これまであまり取り上げられななった分野からのお話でしたから、とても新鮮でした。

「健康な食事」は健康づくりの視点とともに成長戦略の一環としての側面もあり、産業振興と結びついています。
産業分野の方々がどのような企業理念と企業としてのねらいを持ちながら、どのように事業を展開しようとしているのか、その一端を学ぶことができました。
それに学術的分野の私たちはどう関わっていくべきか、関わっていくことができるのか、考えてみなければいけません。
松本大学内に立ち上げさせていただいた地域健康支援ステーションの運営とも無縁ではないでしょう。

引き続いて「特定保健指導において、専門職の“保健指導力”をいかに高めるか」というシンポジウムに参加して、今日の私の学術プログラムは終了。

この学会でいつもご一緒する鳥取短期大学の野津先生と、学会のスタッフをしていた方から教えていただいた食事処をめざし、夕食をご一緒して、ホテルに戻りました。

2014年11月18日火曜日

高倉健さんの訃報 

この1週間あまりを振りかえる前に・・・

テレビが、高倉健さんが亡くなられたというニュースを伝えています。
突然のことで「えー!!」とびっくりしました。
83歳になられていたそうです。

学生にときどき「先生が好きな日本人の男優さんはだれですか?」と聞かれると、「高倉健さん」と答えていました。若いころの仁侠映画はみていませんが、男性として生きざまを感じる魅力がいっぱいの方だと思っていました。

イチロー・カワチ先生にお会いしてとても温かい気持ちになっているところで聞いたとても寂しいニュースです。

人はいつかはこの世を去るのですが、また、一つの時代を背負った方が亡くなられてしまったという感じがします。
寂しいですね。

ミーハーな私と生涯の宝

ご無沙汰いたしました。
あわただしい日々が続いていたものですから・・・。

今日はお伝えしたいことがあり、PCに向かっています。
この間、いろいろあったのですが、今日のできごとからさかのぼってご報告したいと思います。

本日午後から、松本市のMウィングで第4回世界健康首都会議が開催されています。
私、住吉学長からのご指示で実行委員会のメンバーになっております。
13:00の開会に間に合うように出かける予定でしたが、午前中、大学であれこれしていましたら、出る時間が遅くなって間に合いませんでした。

それでも、どうしても開会式後に予定されていた基調講演を聞きたいと思い、急いで会場に向かいました。
ハーバード大学公衆衛生大学院のイチロー・カワチ先生のご講演だったからです。
テーマは「ソーシャルキャピタルを活かした健康づくり」
以前から、先生の著書や講演から学ばせていただくことが多く、長野県の長寿を考える上で、ソーシャルキャピタルはとても大事なキーワードであると考えています。

カワチ先生が松本にお越しになって講演をしてくださるなんて、なんだか夢のよう・・・とても楽しみにしていました。

間に合いましたよ~!

日本語でゆっくりとわかりやすく、ソーシャルキャピタルの具体例、研究方法の説明と研究成果、災害復興とソーシャルキャピタル、ソーシャルキャピタルin長野県?について、お話してくださいました。
期待通り、とても魅力的なお話でした。

その後、フィンランド アウトドア協会名誉総裁のトゥオモ・ヤントゥネン氏の基調講演「ノルディックウォーキングはなぜ普及したか」、そして、松本発「健康先進都市ゼミナール」の事例報告が2本。
いずれも得るものがたくさんありました。

そして、夕方からは、ホテルブエナビスタでレセプションのパーティが開催されました。
カワチ先生のところにごあいさつに伺い、お願いしてツーショット写真を撮らせていただき・・・今、進めている研究についてもお話してアドバイスをいただき・・・私のこの後の人生で記憶に残る貴重な瞬間になるに違いありません。

住吉学長からは、「ミーハーなんだから!」とからかわれ・・・自分でも大いに、その自覚はあります。
カワチ先生が松本にいらっしゃると決まったときから、ミーハー的に楽しみにしていましたから!

近くでお話したイチロー・カワチ先生は、とても誠実そうな方で、ますます憧れの人になりました!!

2014年11月8日土曜日

「第73回日本公衆衛生学会総会」 自由集会

第73回日本公衆衛生学会総会報告 No.2 です。

11月5日の午後は、公衆栄養分野の研究発表会場にいました。
興味深い発表もあり、参考になりました。

その後は、自由集会に参加。
BDHQユーザークラブ主催で、この学会の折にBDHQなどを使っている仲間が集まるのが恒例になってきました。
私、世話人の一人になっていたのですが、何も役を果たしていません。
ほどんと山口大学大学院の奥田昌之先生が企画と準備と当日の運営をしてくださいました。

今年のテーマは、
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にみるBDHQ小児版を用いた小児栄養疫学研究の重要性
でした。

奥田先生と東京大学の佐々木 敏先生から話題提供があり、新しい食事摂取基準で強調されている「食事アセスメント」法としての食事調査方法について、私たちは何をめざして研究・活動をしなければならないかを考える機会になりました。

個人に対する栄養計画、栄養教育は「食事のアセスメント」を踏まえているのか、地域計画を立てるための地域診断としての食事調査の在り方はどうなのかなどについて考える材料をたくさん示していただきました。
やるべきことは山とあります。
それに取り組むには、パワーが必要です。そして、一人ではできない、皆で取り組む必要もあります。
そんな仲間が増えていくといいなぁと思います。

・・・というわけで、自由集会のあとは懇親会。
世話人としてひつとだけ仕事をしました・・・乾杯の音頭をとる方の指名です。

今年は、同じく世話人を務めてくださった東北大学大学院の仲井邦彦先生にお願いしました。
仲井先生は、公衆栄養のセッションで、DHAなどn-3系脂肪酸摂取の産科的ベネフィットに関する研究成果を発表されていました。
そのお話も直接うかがうことができました。
DHA摂取が多いと新生児の在胎期間が1日余延びるそうですが、それが産科的に意味が強いかというとそうでもないそうです。

楽しく、おいしく、飲んだり食べたり・・・いい会になったと思います。
お世話になったDHQセンター(BDHQユーザークラブにとっては無くてはならないデータの処理をしてくださる機関です)の皆様に、お礼を申し上げないと・・・ありがとうございました!!!

「第73回日本公衆衛生学会総会」 柳田邦男氏の講演

11月5日から7日まで、宇都宮市で開催された第73回日本公衆衛生学会総会に出席しました。
振り返ってまとめてみたいと思います。

宇都宮はずいぶん久しぶり。
街の風景をほとんど覚えていなかったので、新幹線を降り立って学会場の栃木県総合文化センターに向かう間、なんだか新鮮な感じがしました。 

直前まで慌ただしく、抄録集も当日会場で配布されることになっていたため、プログラムもよく見ていませんでした。

自分の発表で手いっぱいという感じでしたが、参加してみると興味深い教育講演、シンポジウム、研究発表があり、出向いてきてよかったと思います。

初日は、学会長講演に続き、栃木県出身のノンフィクション作家・評論家の柳田邦男氏の特別講演がありました。
テーマは、「支えることと支えられること ~専門的職業と人生を生きること~」

何人かの皆さんの活動と言葉を紹介してくださり、医療者に求められているもの、公衆衛生学の在り方について、「連携と協働」を柱としてお話を進めてくださいました。

「医療とは『作品』である」
「医療とは、専門的な知識と経験を積んできた医療者の人生街道と、一人ひとりそれぞれに個性ある道を歩いてきた患者の人生街道の交差点で創る作品である」
医療がよりよい「作品」と言えるようになるには、次の二つが必要である・・・
患者にとって、
①医学的に納得できる医療であった
②その後の生活と人生において有意義なステップとなった(たとえ、死が避けられない状態であったとしても)

正直に申し上げると、他のプログラムがないのでメインホールにいたという感じだったのですが、とても素敵なお話でした。

昨年度の三重での学会でのイチロー・カワチ先生のお話にも大感激でしたが、今年の特別講演も心に残るお話でした。
「公衆衛生学会、さすがぁ!」という感じです。
・・・つづく・・・

2014年11月5日水曜日

「たーいへん!」、マッタダナカ

今週は、松本市のサッカーチームである松本山雅FCがJ1リーグに昇格が決めたといううれしいニュースでスタートしました。

松本大学の中にも山雅ファンはたーくさん!
皆さん、喜んでいることでしょう!!

私はというと・・・もちろん、うれしい! です。
松本大学健康栄養学科と地域健康支援ステーションは、山雅のホームスタジアムであるアルウィンで販売される「スタ飯」提案というプロジェクトを実施してきています。

そのうちのいくつかは継続販売になっていますので、J1昇格後は全国から駆け付けるサポータの皆さんにも食べていただけるだろうというわけで・・・。

純粋なサポータとしての応援にも力がはいります。
ガンバレー!! 松本山雅!!!

今日は、日本公衆衛生学会に出席するため、ただいま、新幹線車中です。
発表にエントリーしていたのですが。準備が進まず、昨夜やっと間に合いました。

11月は学会続きです。
そんなにエントリーしなければいいのに・・・ということですが、共同研究者の皆さんに合わせて研究成果を公表したいですし、もろもろの関係で発表をもっていかなければならない感じもありますし・・・何より、参加するなら、研究成果を持っていきたいという思いもありますし・・・というわけで、もう11月はたーいへん!!

今週は特にピンチです。
来週、調査をさせていただいた地域で、速報をお伝えする報告会が予定されています。
栄養調査データのやり取りで、私のPCとインターネットの閲覧ソフトとの相性が悪く、依頼先とあれこれ対応しましたが、うまくいきません。

公衆衛生学会が開催される宇都宮でデータを受け取ることになったのですが、学会先のホテルでデータと格闘しないと、報告会の内容がまとまりません。

このピンチは脱出できるのでしょうか?  つづく・・・・・。

2014年11月1日土曜日

新しい日本栄養士会事務局へ

2014年11月は「東京への出張」でスタートしました。
(公社)日本栄養士会研究教育事業部企画運営委員会に出席するためです。

日本栄養士会の事務局が、神保町から新橋に移転して以後、初訪問です。
早く着いてしまったので、新橋・汐留界隈を散策していたら、開始時刻に少し遅れてしまいました(いけない、いけない!)。

以前の事務局よりも少し狭くなったようですが、すっきりしたオフィスでした。

今年度の事業計画に沿って執行状況の報告があり、課題についての説明、審議を行いました。

午後は、日本栄養士会監事である弁護士の早野貴文先生のお話をうかがい、栄養士制度や管理栄養士・栄養士養成制度に関する意見交換を行いました。

弁護士さんは言葉の定義をとても大切にしているということを認識しました。

以前は「栄養指導」と呼ばれていた「栄養教育」という言葉・・・どう解釈しているか問われたのですが、この科目の担当者であっても考え方は、まちまちかもしれません。
それが、管理栄養士・栄養士が高度専門職業人として考えられるかどうかにも関わってくるということなのです・・・お話を伺って、「確かに!」と思いました。

早野先生には、次の週末には、研究教育事業部の「関東甲信越・京浜ブロック研修会」でも講演をお願いしていますし、12月6日には松本大学にお越しいただいて学生たちにもお話をしていただくことになっています。

皆と一緒に考えていかなければなりません。

このようにすたーとした11月。学会発表を3つ予定しているのですが・・・どんな日々になるのでしょう?
なんとか乗り切りたいと思います!!