2014年5月31日土曜日

北海道の酪農学園大学に来ています。

第68回日本栄養・食糧学会が開催されている酪農学園大学は、江別市にあります。

キャンパスは広々としていて、とてものどかな感じがします。

学会初日の30日は移動日となってしまい、学会プログラムには2日目の今日から参加です。

朝、早々に知り合いの先生と出会い、あれやこれやと情報交換をしました。
他大学の先生方と出会えるのは、学会に参加することの楽しみの一つです。

午前中は「肥満を予防するための社会的戦略」というテーマのシンポジウムに参加し、午後からは関連分野の研究発表会場にいました。

いくつかとても興味深いプレゼンテーションや研究発表がありました。
しばらく私の頭のなかで熟成すると、長野県内での実践や自分の研究に活かすことができると思います。

栄養・食糧学会は栄養学や食品学に関する基礎系の研究者が多いので、聞いておきたい研究は早めに終了してしまいました。

夕方には札幌のホテルに戻り、札幌の街を少し歩いてみました。
夕食に食べた焼きアスパラがとても美味でした。
5月の松本タウン情報に掲載された私のゼミナールの学生たちのアスパラレシピを思い出したりして・・・。

その後、明日の自分の発表をいかに短縮するか作戦を練りました。なんとか時間内におさまりそうです。

では、おやすみなさい!!

札幌です。

5月30日~6月1日という日程で、第68回日本栄養・食糧学会が開催されるため、札幌に来ています。

30日(金)は1年生の講義があったため、それを終えてから一旦自宅に戻り、羽田に向かいました。
飛行機はどうも苦手ですが、さすがに北海道に向かうには、飛行機ということになります。

18:30発のJAL便に乗ったのですが、出発が遅れました。荷物を預けた乗客で搭乗手続きをしなった方がいたのだそうです。
保安上の観点から、その方の荷物をいったん降ろすということでした。
何だかますますドキドキしてしまいます。
その上、機長さんからは、気候の関係で揺れるかも知れないとのアナウンス。

これは、眠ってしまうのが一番ですが、しばらくは眠くもならず・・・。

無事に新千歳空港に着きました(ホッツ!)。

札幌のホテルに着いたのは、9時すぎでした。

相変わらず、ばたばたと準備をしました(実は、今回の研究発表はPCではなく、書画カメラでするということで、事前に完成させてプリントしてこなければならなかったのです)。

ホテルにチェックインし、夕食をいただいてから、少しは発表の練習もしなければと思い、やってみると発表9分、質疑3分、合計12分という時間におさまりません。
スライド29枚もあるのですから・・・(多すぎ!!)。

ちょっと焦りましたが、最終日の発表ですから、何とか短縮する方法を考えましょう・・・ということで、寝ようかなと思いましたが・・・夏に予定されている信州公衆衛生学会の抄録締め切りが今日でした。

半分眠りながらなんとか仕上げました。
5月31日になってしまいましたが、受け付けてもらえるかしら?

2014年5月18日日曜日

うれしい昼食会

昨日に引き続き、日本食育学会参加のため、明治大学生田キャンパスに向かいました。

口頭発表会場の2番目で研究成果を発表し、その後、その会場の座長を務めました。
発表後、質問もいただき、今後の検討課題を把握することができました。
明治大学いくらキャンパスから見えた東京のビル群

なんとか、無事終了。

生田キャンパスは、丘の上にあり、会場となったメディアセンターからは、こんもりしたキャンパスの木々の向こうに、新宿の高層ビル群などが見えました。

気持ちのよいキャンパスです。

今回は学会のほかに楽しみが一つありました。

前任校の教え子のおつれあい様が、昨年から明治大学に勤めています。

彼は、長野県農政部の研究職をしていらっしゃったのですが、大学に転出されたのです。
着任前に大学の授業の様子を知りたいと松本大学にお越しになられた・・・ということがありました。

学会前に連絡をとりましたところ、学会終了後にお会いすることになったのです。

ご夫妻と、彼の教え子の明治大学農学部の3年生の女子学生と、学会会場で出会った私の研究仲間の先生と、5人でランチをいただきました。

教え子の彼女が選んでくださった和食のお店で、ゆったりといろいろなお話をしながら楽しい食事会となりました。

農業と食教育との接点についてあれこれとお話しました。
今後何か共同研究として取り組めることがあるとうれしいです。大学にもどったら私のゼミ生にも話をしましょう!!

明治大学農学部はだんだんと女子学生が多くなっているそうで、今年の入学生は男女ほぼ半々だそうです。女子学生たちのパワーはすごいですね!

食事をご一緒した女子学生さんも、私が座長をしたときにタイムキーパーをしてくださった女子学生さんもとても気持ちのいい方々でした。

とてもほのぼのしつつ、長野に戻ります。

2014年5月17日土曜日

先週末に続いて上京

先週末は、(公社)日本栄養士会の会議で東京に来ました。

今週末は、川崎市の明治大学生田キャンパスで開催された日本食育学会学術総会に出席するため、上京しました。

今日は渋谷に泊まっています。
それにしても都会というところは、よく歩かければならないところです。
普通の人よりは、エスカレーターを避けて階段を使うという意識はありますが、それほど意識しなくても何だか歩いています。
今日は歩数計が17000歩ほどになっていました。

東京も少し前に比べるとよくシニアの方を見かけるようになった気がします。
自分も年を重ねてそういう人が目に留まるようになったからでしょうか?

電車を乗り換えるのにも、道路を横切るにも登ったり降りたり・・・。よく見渡せばエレベーターなどが設置されていますが、ご高齢の方で少し足腰に問題があったりすると、この状況は結構つらいのではないかと思ってしまいます。

交通網が充実していて出歩くには便利ですが、田舎のようにドアツードアというわけには行かないでしょうから、ひきこもりがちになってしまう人もいるのではないかと心配になったりして・・・。

そんなことを考えながらホテルに到着。

学会は農学部で開催されたこともあり、1日目は食農教育に視点を当てた講演と事例発表、パネルディスカッションという構成でした。

川崎市内で野菜を生産している女性農業者の皆さんの活動についての発表がありました。
野菜生産の場を見ることがあまりない都会の人は、そのようなことに触れる機会があると、田んぼや野菜畑がごく見慣れた光景である長野県の人よりも、深く受容してくれるのかもしれないと思いながら、お話を伺いました。

長野県ではどんなことを進めればいいのか、改めて考えて見たいと思います。

2014年5月14日水曜日

第9回食育推進全国大会に向けて

6月21日、22日に長野市で開催される第9回食育推進全国大会まで、残すところ1か月余り。

松本大学人間健康学部は、出展ブース7区画とミニステージでの60分企画1つをいただいています。

出展ブースの詳細については、私が担当する栄養教育実習の中で、学生たちがプランニングや教材作成を進めています。
とてもいい学習テーマをいただき、学生たちは来場された皆さんに何を伝えようかを考えながら、実践的な学習を積み重ねています。

申し込みをする当初から、私の頭の中では、出展ブースとミニステージはスポーツ健康学科とのコラボレーションで運営しようと決めていました。

5月14日(水曜日) 
スポーツ健康学科の根本ゼミナールのゼミ長・副ゼミ長の3名の学生と、本学広報室の2名の方と、栄養教育実習に関わっている私を含めた3名の教員とで、ミーティングを持たせていただきました。
根本ゼミは学生に任せておいて大丈夫との根本先生の判断・・・さすが、充実したフィールドでの活動の成果で、しっかりした学生さんたちです。
(私のゼミの学生も見習って成長してくれるといいなあと思います・・・いや、既にできるのかもしれません、私が過保護気味なだけかも・・・。)

私が頭の中で考えていたプランが、皆さんのご意見で現実的な姿に整いつつあります。
「三人寄れば文殊の知恵」・・・このミーティングは8人の知恵の結集です。いろいろ意見をだしていただき、ありがたいことです。

プランニングの過程は苦しくもあり、楽しくもあり。
学生たちにいつも伝えているのは、“イマジネーションが大切” ということ。どこまで、対象者や本番の様子をイメージして考えることができるかが勝負です。

残りの日数は少なくなってきましたが、学生たちにはこの醍醐味を味わってほしいと思っています。

学生たちの学習成果は、長野市のエムウェーブでご覧ください!!

2014年5月13日火曜日

国試合格おめでとう!! 卒業生来学

この3月に卒業生した卒研ゼミ生2名が訪ねて来てくれました。
一人は岐阜県、もう一人は福島県で働いています。

国家試験合格の報告も兼ねていたようです。

おめでとう!! 本当によかったね!

私のゼミの卒研生7名は全員合格しました。
皆の努力(の一部かな?)を知っているので、本当にうれしく思っています。

二人ともドラッグストアに就職しました。
今のところ、力仕事も多いし、帰りも遅くなって・・・と、こぼしていましたが、笑顔がはじけて元気はつらつという感じでした。

栄養相談に応じられるような仕事ができようになってほしいと願っています。

管理栄養士の資格取得に誇りを持ち、頑張ってね!!!

2014年5月11日日曜日

日本栄養士会の会議で上京

5月10日(土)に上京しました。
(公社)日本栄養士会の諮問会議に出席するためです。

長野県栄養士会の会長代理として出ていたこの会議も、私が出席するのは今回で終了です。
この任期が終わったら、副会長をやめさせていただく予定だからです。

長野駅で乗車しようした新幹線は、北陸方面への延伸に向けて導入された新型車両でした。
東京にでかけるのはしばらくぶり。そういうニュースがあったことをすっかり忘れていたので、新型車両を見て、びっくりしてしまいました。

青と茶を組み合わせた外観は和風の趣があっていいのかなと思いますが、どうもまだしっくりしません。
中もシックな色合いで、今度は客席脇にコンセントも用意されています。
車中でPCを使うことが多い私にとってはうれしいことです。

神田駅近くのホテルでチェックインだけを済ませて会議に向かいましたが、道を間違えて少し遅れてしまいました。

長野県栄養士会の会長にご心配をおかけしてしまって、申しわけないことでした。

会議では、いろいろな重要案件が報告され、議論されました。
この議論が近い将来、どのような成果として実るのか見守りたいと思います。見守るというよりもそれを実らせるための活動に参画していかなければいけないと思います。

残念ながら、今はまだ詳しいことは報告できないのですが、頑張ろうという思いを強くしながら長野に戻ります。

2014年5月10日土曜日

2014年度ゼミ歓迎会から考えたこと

今年もゼミナールの4年生が、3年ゼミ生を迎えて、歓迎会を企画してくれました。

ゴールデンウィーク明けの5月7日。昨年と同じ店での開催となりました。
3年生・4年生それぞれ8名ずつの16名+私=17名。

遅れて参加したゼミ生もいましたが、皆がそろい、にぎやかに楽しく、気がついたら3時間が経っていたという感じです。

「彼氏はいますか?」「彼女はいますか?」というようなプライベートな質問が交わされるのにはびっくりしますが、ちゃんと、「います!!」と答える学生たちを見ていると、その種の質問はあまり気になるものではないようです。

昨日見たNHKのテレビ番組によれば、LGBTの人は20人に1人の割合でいるのだそうです。
LGBTはL=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーの人たちのことだそうです。
20人に1人という数字にはびっくりしました。それほどマイノリティーではないということです。

その番組に出ていた方々が、「彼氏(または彼女)はいますか?」と聞かれると答えに詰まってしまうとお話されていました。「恋人はいますか?」というような尋ね方をしないといけないということでしょう。
私たちの世代では、「そもそもそのようなことは公に質問することではない」という感覚はありますが・・・。
ともあれ、LGBTの人たちが感じていた生きにくさを少なくするための配慮が進みつつはあるようです。

ゼミ歓迎会のことを思い出して、そんなことを考えた土曜の朝です。

2014年5月4日日曜日

今年も豚汁提供 馬耕体験

昨年からスポーツ健康学科の中島弘毅先生に声を掛けていただき、大学近くの田で行われる馬耕体験のイベントに協力しています。

廣田ゼミナール3年生が豚汁を提供。

大きな味噌の豆炊き用の釜を使って薪を燃やしてつくります。地元の方々のご協力がなければできません。

今年は300人分程度つくってくださいという注文。
前日は学生が授業だったため、私が買い出しを担当。
スーパーマーケットで300人分の食材を買い物するのはちょっとたいへん。レジに並んでいるときも周りの方に気を使ってしまいます。

馬耕体験当日の5月3日。
学生たちは、皆、集合時刻を守って集まり、粛々と準備を進めてくれました。

下準備ができたところで大学の軽トラで会場の田に向かいました。

昨年に続いて風と日差しの強い日で、作業はなかなかたいへんでしたが、参加している子どもたちは順番に楽しそうに、馬の後ろにつけた田起こしの道具を操りながら田を耕していました。

私は3日午後に用事を入れてしまったので、途中で失礼させていただきました。
その後、学生たちは、片付けまでをしっかりしてくれたようです。

今年もゼミナール生が栄養教育用のチラシを作製していました。豚汁とそのチラシの評判はどうだったのでしょう?

ともあれ、連休後半の初日。強い風と日差しのなか、ご苦労様でした。

2014年5月2日金曜日

芽吹きの里山と学生たちのまじめさに、感動!

5月になりました。
とても気持ちの良い季節です。

毎朝走る高速道路・・・周りの里山は、毎日少しずつ変化します。
薄い赤茶から、萌黄色へ、そして黄緑色へと移り変わり、そのところどころに山桜のピンクが見えたりします。
さすがに山桜も散り終わりそうです。

ゴールデンウィーク前半は休日返上で授業が行われましたが、5月3日からは暦通りの休日となります。
自分が学生だった頃と比べ、学生たちのまじめさには驚きます。
ほとんど欠席者はいませんでした。

この前半の1週間はあっという間に過ぎていきました。
それでも新年度に持ち越しになっていたいくつかの仕事を終えることができました。
でも、まだまだ仕事は山積みです。

4年の卒研ゼミ生が皆で国家試験対策の学習をしていました。楽しそうに学んでいて・・・いい仲間です。

この3月に受験した卒業生たちの合格発表が1週間ほど先に迫ってきました。
一人でも多く、合格していてくれますように!!