2014年2月24日月曜日

松本地域食を育むつどいの開催

2月24日(月)の午後、長野県松本合同庁舎講堂で、「松本地域食を育むつどい」が開催されました。食生活改善推進協議会松本平支部、松本保健福祉事務所と、私が会長を務めさせていただいている松本地域食を育む連絡会議の3者による共同開催です。

廣田ゼミの食育活動のポスター発表
私のところの3年ゼミ生が受け付けなどのお手伝いのために、午前中から参加してくれました。

内容は、口頭での活動発表と展示、それに引き続く講演会でした。

松本大学も活動を紹介するポスターを展示させていただきました。→
以前、作成したものですが、今も継続している活動ですから、皆さんに見ていただこうと思いました。
3年ゼミ生たちは、先輩たちの活動が自分たちにも引き継がれていることを再認識したのではないかと思います。

口頭での発表は、下記の5つでした。

塩尻市教育委員会の「学校給食レストランを開催して」
(社)長野県調理師会松本広域支部の「味覚の授業」
松本市食生活改善推進協議会の「中学生の課外授業」
安曇野市食生活改善推進協議会の「キッズパークの食育」
農村女性ネットワークあずみの「信州の食と農のセミナー」

学校給食レストランについての発表
いろいろアイディアをいただいたり、教えていただいたり、私にとっては実り多い活動発表でした。

最後の講演は、長野県農村文化協会常任理事の池田玲子先生の「箱膳から伝え育む食のこころ」というテーマのお話でした。
池田先生には若い頃から大変お世話になっており、たくさんのことを教えていただきました。

何より、私がよくわかっていない農業や伝統の中で息づく暮らしのことをとてもよくご存じで、いつも「私は何もわかっていなくてダメだわぁ」と思えてしまいます。

いっしょにソロモン諸島国に歯科保健活動で行ったことがことがありますが、その時も池田先生の農業の技術や暮らしの知恵は、国や民族を越えていろいろなところで活かされたのです。

今日も、強い思いをもって語られる姿勢には、多くの人が心の中に何かの思いを沸々とさせたことでしょう。
強い思いが伝わる
池田玲子先生のご講演

池田先生の伝える食べることの意味は4つ
1.生命と健康を維持するための食
2.いのり・感謝を込めた食
3.みんなと共に分かち合う食
4.ふるさとの風土を創造し、環境・平和を維持する食

今は、箱膳を使った食農教育を実施していらっしゃいます。
一度、食の専門家になる学生たちにもお話しに来ていただきたいと思っているのです。

ゼミ生たちは、今日の池田先生のお話をどんなふうに受けとめてくれたでしょう?

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