2013年6月11日火曜日

メタ・ロコシンドロームを題材に学ぶ

私の担当する3年生前期科目の「栄養教育実習」では、毎年1回、(公財)長野県健康づくり事業団の健康運動指導士さんにサポータ教員としてお越しいただき、指導の実際を学びます。

栄養・運動・休養は健康づくりの3本柱です。
松本大学は、同じ学部内にスポーツ健康学科もあるので、栄養だけではなく運動の重要性や指導内容もわかり、社会に出てから健康運動指導士さんとお互いの専門性を活かし合える管理栄養士になってほしいと考え、学習プログラムに入れています。
管理栄養士さんによる実践的な講義

今年は、普段、事業団が受託している講座や事業等で、いっしょに健康づくりの支援業務を進めている健康づくり事業団の管理栄養士さんにも来ていただくことにしました。
(実は、私の教え子でもあります。りっぱな管理栄養士さんになってくれていて、いつもうれしく思っています。)
息の合った講義と実習をしていただき、いい授業になりました。

「支援」について考える演習

栄養・食事支援については、対象者と関わる上での姿勢や具体的な指導の内容までふれていただきました。今後、地域の方々を迎えての健康づくり教室の開催も計画しているので、学生らしいアイディアを加えながら、その実習に活かしてほしいと思っています。

前回の栄養教育実習の時間には、グループワークでこの教室のプランニングを行いました。

1グループの提案の中に、テーマ名として「メタ・ロコシンドローム」というキーワードが出てきたので、今日のタイトルに使わせていただきました。

椅子に座ってできる筋力運動

「支援する」というのはどういうことかを考える動きのある演習も加えていただきました。見ていると、支援方法にも学生個々の個性がでていて、なんだか感心してしまいました。

運動指導では、筋力を高めるための運動と有酸素運動を組み合わせたサーキットメニューの運動を10分ほど行いました。

汗をかきました!!

学生たちは1回のみの10分間運動ですが、私と助手の先生方は、AクラスとBクラスの両方で運動しましたので、それだけで20分間の運動・・・日頃の運動不足を補いました。

しかし、明日は筋肉痛に襲われるのではないかと心配しています。
(もしかしたら、明後日かな?)

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