昨年の秋にスタートした「昔語りの会」も本年度の最終回を迎えました。
食を題材として今のシニア世代の若いころの生活を思い返してもらうというこの会の試み。
最終回は皆で昔のおやつを作っていただこうということになりました。
私も張り切って、割烹着を持参して参加しました。
スタート時刻の10時にやや遅れて到着すると、ずいぶんと準備が進んでいました。
なんといっても皆さん手際がいいのです。
もち米も入れた五平もちと、ふき味噌とごはん入りのうす焼き。
皆で、がやがや言いながら、卓上コンロにのった鉄板やフライパンで焼いて、エコマとクルミの味噌を塗って…それに漬物や果物も加わって、さあ、召し上がれ!!
皆の笑顔がはじけました。
「昔は、お釜を洗うときに、こびりついたご飯粒をざるで集めて、それを干して炒って利用したっけ」などと話しながら、なつかしいおやつ“おこびる(小昼)”の素敵なランチをいただました。
松本市内で、日本料理とナチュレフレンチ(マクロビオティックをとりいれたフレンチ)を提供している「ヒカリヤ」さんが、東京駅丸の内のタワー商業施設「KITTE」に出店することになり、そのお披露目の試食会にお誘いいただいたのです。
(しばらく前に田邊真宏シェフが松本大学に来てくださって、ご縁ができました。ご招待いただき、たいへん恐縮です。)
このレストランフロアは、全国から地元の名店がそろうのだそうですが、信州を代表するお店として選ばれたということです。
立食ではありましたが、信州食材を使用した素敵なおいしいお料理が次から次への提供され、なんともゴージャスなディナーでした。
東京店は、3月21日オープンだそうです。
東京に出かけた折には、寄らせていただこうと思います。
皆さんも信州食材のすばらしさと堪能してみてはいかがでしょう!