大学や自宅の周りの田の稲穂は、かなり頭を垂れてきました。
私も謙虚に学んで真摯に頭を垂れるべく、研修会に出席してきました。
参加したのは、毎年実施される(公社)日本栄養士会の研究教育事業部が主催する関東・甲信越・京浜地区のブロック研修会です。この事業部は、栄養士・管理栄養士等の養成施設で学生教育に携わっている栄養士会員や研究機関の方々を中心とした組織です。
今年は、千葉県の昭和学院短期大学が会場。
「当たり前だと言われていることでも、違うこともある。自分でやってみることが大事!」、「情報に踊らされないこと」、そして、もっとも強く伝えてくださったことは、
「食事は餌ではない、食事は芸事であり作法がある、楽しい美しい作法が暮らしを豊かにする」
ということだったように思います。
午後は、「管理栄養士・栄養士への期待~多職種連携の視点から管理栄養士・栄養士養成を考える~」というテーマでパネルディスカッションとグループディスカッションが行われました。
医師、看護師といった医療界、産業栄養指導界、学校、保育園に関わる他の職種や管理栄養士のパネリストの皆さんのお話では、新しい方向性や日頃、教育の中で感じている疑問点などに関する的確な指摘がありました。「そうなのか!」、「そうですよねぇ!」という感じです。
管理栄養士・栄養士に期待されていること、不足していることなどについて、考えを深めることができました。
今日は長野県の代表として運営スタッフの役割もになっていましたので、その後のグループディスカッションでは、ファシリティターを務めました。
結論を導くというわけにはいきませんでしたが、多職種連携を進める上で、教育をどのようにしていけばいいのか、貴重なディスカッションができたと思います。
最後に、各グループの代表がディスカッション内容を発表し、共有化が図られました。
これからも議論や検討は必要ですが、今日は、実り多い貴重な1日でした。
ちょっと頭(こうべ)を垂れましょう!!
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