2012年8月4日土曜日

一人3役 長野県栄養士会の生涯学習研修会

栄養士・管理栄養士は、就職してからも自己研鑽が必要です。むしろ、就職してからのほうが自己学習の必要性が高くなるといってもいいでしょう。

日本栄養士会は生涯学習プログラムを組み立てていますが、(公社)長野県栄養士会でも、毎年、そのプログラムに沿って、生涯学習研修会を実施しています。

生涯学習研修会に参加された栄養士・管理栄養士の皆さん
8月4日、松本大学を会場として、本年度2回目の生涯学習研修会が開催されました。
午前中は、県民健康・栄養調査結果について、長野県健康福祉部健康長寿課の花岡佐喜子課長補佐が講義をしてくださり-この中では、高血圧の予防対策が必要であり、減塩運動を進めたいというお話がありました―午後はそれを受ける形で「食塩摂取を考える」というテーマのシンポジウムが行われました。

私は、長野県栄養士会の副会長として、全体進行を担当し、シンポジウムの座長役も務めました。
おまけに、スライドが使われるときはライトを消したりつけたりと、会場係もやったので、一人3役(なんだか、笑ってしまいます!)

シンポジストとして発表してくださった
給食会社の管理栄養士さん
参加者は、それほど多くはなかったのですが、シンポジウムでは、学校・給食会社・福祉施設の管理栄養士さんが、シンポジストとして、減塩を中心とした日ごろの取り組みや課題について発表してくださいました。

その後は、グループに分かれてのフリートーク、続いて、全体会での発表という形で進行していきました。皆さん熱心に情報交換をしてくださり、和やかな雰囲気がとてもよかったと思います。
グループディスカッションを受けたまとめの全体会では、参考になる意見がたくさん出されました。

今日のディスカッションを踏まえて、長野県栄養士会副会長として、また、実践栄養学の研究者として、栄養士・管理栄養士の知恵とそれに基づいた活動が減塩の成果として実るよう考えていきたいと思います。

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