先週末からのできごと報告―No.2―です。
7月30日(月)は、県庁で「長野県食育推進計画策定評価委員会」という長~い名前の会議がありました。(スラスラとは言えません!?)
現在の長野県食育推進計画は、平成20年度から24年度までの5年間の計画です。
今年度は、これまでの活動を評価し、その評価を踏まえて、年度内に新たな食育推進計画を策定することになり、この長い名称の委員会が招集されたわけです。
私は、前回も委員を務めさせていただきましたので、それなりの責任もあり、今回も関わらせていただくことになりました。
委員会の会長は、(公社)長野県栄養士会の園原規子会長が務めてくださいます。
30日は、初回の委員会でしたが、皆さんからご発言があり、参考になる意見もたくさんありました。今回、公募委員のお一人は薬剤師さんで、「薬剤師の立場でできる食育」について意見を出されていました。
歯科関係の方が食育を進めてくださるのは、めずらしいことではなくなりましたが、食育には、いろいろな職種の方が関心を持ってくださっていることがわかります。
栄養士・管理栄養士はその中でも最も関わりが深い専門職だと思います。
国が策定した「第2次食育推進基本計画」では、重点課題として、“生涯にわたるライフステージに応じた間断ない食育の推進”が掲げられています。
栄養士・管理栄養士は、いろいろな職場にいて、ライフステージ全般に関わっています。
栄養士会は責任ある専門職種として、「この重点課題に対応した長野県らしい計画の策定」に責任ある立場であるともいえるでしょう。
そうした立場を意識しながら、私も発言させていただきました。
委員のお一人として、長野県食生活改善推進協議会の六波羅弘美会長様が出席されていました。
現在、本学の健康栄養学科4年生は、公衆栄養学の臨地実習として、保健所等の管理栄養士さんを中心としたの皆様がたにご指導いただいています。
先日、保健所の実習からもどってきた男子学生が、「保健所で食生活改善推進協議会の六波羅会長さんにお会いしたら、先生によろしくとのことでした」と伝えてくれました。
六波羅会長様に「ちゃんと、学生が伝えてくれましたよ」と申し上げましたら、
「とてもいい学生さんだったわぁ!」とおっしゃってくださり、うれしくなりました。
実習に出た学生みんながそんなふうに言っていただけるわけではありませんが、「しっかりやっていれば、見ていてくれる人はいる」ということでしょう。
学生たちにはそのことをわかってほしいと思います。
「本学から、管理栄養士の資格をもったしっかりした卒業生を送り出すよう励まなければ・・・」と思いつつ、六波羅会長様と一緒に、委員会の会場をあとにしました。
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