2012年8月26日日曜日

きのこマイスター認定講座

きのこをよく召し上がりますか?

きのこというと、秋の食材のように思うかもしれませんが、今は栽培きのこがたくさん生産され、スーパーマーケットの野菜売り場には、いつでも何種類かのきのこが置かれています。

長野県は、きのこ生産が盛んで、よく食べてもいると思います。長野県のきのこ類生産量は総計で全国第1位 、個別にみると、えの きだけ、ぶなしめじ、なめこは1位、エリンギは2位だそうです。しいたけ類の生産量は多くはないようです。

そんな長野県で「きのこマイスター認定講座」がスタートし、発足当初から講義の一部を担当しています。野菜ソムリエのきのこ版のようなものです。
信州きのこマイスターとしてスタートしたこの認定講座は、昨年「日本きのこマイスター協会」としてグレードアップが図られ、きのこの育種、生産、生理特性、調理・加工まで幅広く学び、きのこの魅力を伝える人材を育成しているというわけです。
入門コースのベーシック講座と、探求コースのマイスター講座があるのですが、今日は私が担当するマイスター講座の「栄養学各論」の講義があり、長野市の北にある中野市に出かけました。中野市は、きのこの生産農家が多い地域です。

認定試験を控えているので、受講生の皆さんは真剣に学んでくださいます。大学でいうと何科目にも渡る内容をギュッと濃縮してお話しする2時間の講義は、受講生にとって盛りだくさんで大変かな?

今度、新たに「スペシャリスト認定講座」も開講するそうです。

9エネルギーが低く、食物繊維、うまみ成分・機能性成分などが多いきのこは、食材としてはおもしろいと思います。講義に行くたびに、きのこの利用が広がってくれるといいなあと思います。

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