(公社)長野県栄養士会は小・中学生を対象として、野菜クッキングコンテストを開催しています。
この“長野の野菜はおいしいよコンテスト”も、今年でも第7回となりました。
最初に企画を検討した頃のことを知っているので、長野県栄養士会の食育活動がこんなふうに定着し発展しつつあることを、とてもうれしく思います。
この企画を立ち上げるときに中心的役割を果たし、毎年審査会の運営を担ってくださっていた小笠原憲子前常任理事が退任されてしまったので、今年は私にその役目が回ってきました。
第1回のときには、1次の書類審査のみ審査員を務めましたが、2次の実技審査に関わるのは初めてでした。
朝、会場となっていた長野調理製菓専門学校には、2次審査に残った子どもたちが続々と到着。
2次審査に残ること自体がたいへんなことなので、誇りをもって調理に臨んでほしいと思いながら、子どもたちを迎えました。
今回は、このコンテストの様子をラジオ番組として伝えてくださることになっているSBC信越放送のMCの方が、司会進行を務めてくださいました。
10:00に開会式がスタート。
主催者挨拶、審査委員長をお願いしている会場となっている調理専門学校の石坂豊明校長先生の挨拶と諸注意に続いて・・・10:30には2次審査に残った10組の子どもたちが一斉に調理をスタート。
一人でつくる人、クラスメートのチームで、姉妹のチームでなどさまざまですが、皆、なかなかの手際です。
始まる前に付き添ってきてくださった先生方とお話しする機会もありましたが、学校やお家で何回も練習してきてくれたそうです。
こんなふうに、クッキング~特に、野菜料理の~に関心を持ち、積極的に取り組んでくれる子どもたちが増えてくれることは、私たち企画側にとってもたいへんうれしいことです。
調理時間は1時間、大きな字で書いたレシピを見ながら、また、お互いに声を掛け合いながら、作業を進め、全チームが時間内に調理を終えました。
斬新なアイディアの「県内産野菜を1人分100g以上使用した料理」ができあがりました。
写真撮影後に審査員による試食審査があり、その結果も踏まえて審査会が開催されました。
その間に、子どもたちも試食し、他のチームの料理も味わいました。
そして・・・結果発表、表彰式。
唯一の男子チームが最優秀となりました。売木村という長野県南信地域から来てくれた6年生の二人でした。
表彰後のコメントがとてもよかったのです。
「ほかのチームの料理もとてもおいしかったので、その中で最優秀になれたのことは、とてもうれしいです。」
いい挨拶でしょ!!
今朝は朝5時に出発してきたのだそうです。調理中の作業段取りに関する声の掛け合いもすばらしく、将来はシェフになるかも・・・と思えるような二人でした。
「おめでとう!!」よかったですね。
料理の詳細は・・・長野県栄養士会では、毎年、このコンテストの
入賞作品を紹介する冊子をつくっています。
その中に写真とレシピが掲載されますので、それができあがるまで、“乞う、ご期待”。
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