松本大学が取り組んでいる「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の地域志向教育研究費による「特別講演会」を企画しました。
山形県長井市から、市民全体で取り組む生ゴミ循環システムであるレインボープランの立ち上げにあたって中心的役割を担った菅野芳秀さんをお迎えします。
山形県長井市から、市民全体で取り組む生ゴミ循環システムであるレインボープランの立ち上げにあたって中心的役割を担った菅野芳秀さんをお迎えします。
菅野さんと松本大学健康栄養学科とのつながりは、平成21年度に始まりました。
私は、松本大学に着任する前に、長野市で菅野さんのご講演を聴かせていただく機会を得ました。
その後、菅野さんのご著書「生ゴミはよみがえる」(講談社) を拝読して、すっかり《菅野芳秀ファン》になってしまったのです。
生ごみというと、多くの人は環境問題などの視点で考えると思いますが、私はその本の中に出てくる「生ゴミがよみがえる町」の一節に心打たれ、生ゴミは、食育のよいツールになると考えるようになりました。
松本大学着任後は、健康栄養学科1年次の「食生活論」で、毎年、この部分を題材として学生たちに考えてもらうことにしています。
平成21年度、健康栄養学科が文部科学省の大学教育GPに採択されたとき、学生たちに菅野さんのお話を直接聞いてほしいと思い、特別公開講演会の講師をお願いしました。
こころよく引き受けてくださり、松本までお越しくださいました。
その時の報告は下記をご覧ください。
その後に続いた山形県長井市への視察は、私の研究室ゼミ生が取り組む学内でのささやかな生ゴミ循環システムづくりの活動へとつながりました。
視察時の様子は下記をご覧ください。
平成23年度に大学教育GPのまとめとして開催したGPフォーラムでも菅野さんにシンポジストを務めていただきました。
その時の報告は下記をご覧ください。
菅野さんが、山形県置賜地方(三市五町で構成される地域)を食と農とエネルギーの「自給圏」にして行こうという置賜自給圏構想を考える会の活動にも尽力されていると知り、再度、学生とともに長井市に伺ってみようと計画していました。
地域つくりを考えることは、食生活に関する専門職をめざす学生たちに不可欠な資質だと思っているからです。
菅野さんと何度かメールをやり取りした結果、今回は、こちらにお越しいただいてお話を伺うことにしました。
一般の方も参加できる公開講演会として実施しますので、関心のあるかたは、下記リンク先の内容をご確認いただき、お申込みいただければと思います。
概要は下記のとおりです。
日時 2014年10月25日(土) 開場 14:30 開演15:00
場所 松本大学6号館3階633教室
講師 山形県長井市のNPO法人レインボープラン市民市場「虹の駅」理事長
アジア農民交流センター(AFEC)共同代表 菅野芳秀氏
講演の演題 “土はいのちのみなもと”の地域づくり
タイムテーブル 14:30 受付開始
15:00~16:30 講演会
16:30~17:00 参加者との交流・ディスカッション
17:00 終了予定
会場の関係で、定員は80名(入場無料)と少なめです。
そのため、事前にお申込みいただくことにしました。
参加を希望される場合は、住所・氏名・お勤めのかたは勤務先・連絡先電話番号を明記の上、下記にお示しした内容にしたがって、お申し込みください。
「菅野さんからのメッセージ」をお読みいただくと、少しだけお人柄がわかるのではないかと思います。
参加を希望される場合は、お早めに!!
ご案内、申し込み方法の詳細は、下記をご覧ください。
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