昼食をいただいたあと、各グループからお一人が代表して今日の感想をおっしゃってくださいました。
5班のうち4班は、男性の参加者が代表となり、「楽しかった」、「勉強になった」とおっしゃってくださったのは、私たちにとってはうれしいことでした。
その後、片づけをし、終わり次第、皆で急いで大学に戻りました。
もう一つ、この日は ---山形県長井市から、菅野芳秀さんをお迎えしての公開特別講演会--- という企画を準備していたからです。
以前、このBlogでもその企画についてご紹介しました。
http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2014/10/blog-post_10.html
ヘルシーフィジカルの講座実施日であることはわかっていたのですが、12月まで週末の予定がびっしりで、この日しか設定できる日がなかったのです。
受付開始は14:30
4年ゼミ生に、「もしも遅れたら・・・」ということで、会場案内のチラシ貼り、会場設営(ほとんど前夜に1人でコツコツやってはおきましたが、受付の机などは当日セットすることにしていました)、お茶の準備などをお願いしていました。
菅野さんには、14:18着の電車をご案内していましたが、なんとか13時半すぎに大学に戻ることができました・・・4年生が準備を始めようとしているところでした。ありがとう!!
講師をお迎えするのに、本当にバタバタしていて、申し訳ない限り。
でも、菅野さんにとっては、若い学生たちと話すことができて、学生の接待はうれしかったかもしれないと・・・言い訳かな?!
久しぶりにお会いしたら、相変わらず大柄で(そんなに変わるはずはありませんが)、お礼とお詫びもそこそこに・・・旧友とお話しするような感じでした。
住吉学長先生、総合経営学部の白戸先生+ゼミ生の皆さんも参加してくださいました。
参加者は多くはありませんでしたが、その分、菅野さんがお話くださったことは、一人一人の心に響いていたと思います。
事前にいただいていたテーマは、「“土はいのちのみなもと”の地域づくり」でしたが、実は数日前に菅野さんからメールをいただいていました。
私がお話しいただきたいとお願いした内容がたくさんあって欲張りすぎだったため、何にフォーカスすればいいのかと、とても迷われたのだそうです。
「菅野さんのお話なら、なんでも大丈夫!」というのが私の気持ちでした。何より、学生たちには、菅野さんのお人柄や情熱にふれてほしいと思っていましたので。
当日向けに菅野さんが用意してくださったレジュメには
「みんなでなるべぇ柿の種・・ 食・農・地域からのまちづくり」
というテーマが記されていました。
「みんなでなるべぇ柿の種」はとても含蓄のあるメッセージなのですが、その種明かしは、講演会後の懇親会の場でしていただきました。
私が、菅野さんからお聞きして心に残っている大好きなメッセージです。
長井市の生ごみ循環システムであるレインボープランに関するお話を軸に、たくさんのことを伝えてくださいました。
お話を聴講した学生の感想から、言葉を拾ってみます。
どんなお話だったのか、ご想像ください。
○ 全ては土から
○ 土づくりは食べものづくり
○ 土は命の源
○ 私たちは、めぐって土を食べている
○ 土を扱うことは、過去と未来の命を扱うこと
○ 無いものねだりではなく、あるもの探し
○ 地域社会では、順調に右肩上がりということはない
○ 学ばなければ命が危ない
○ 活動に対する情熱
○ 批判する心、疑う力、共感する心
○ 夢をかなえるために大人になる
企画者として、密度の濃い時間を提供できたことをうれしく思います。
菅野さん、ご参加くださった学外者の皆さん、本学学生の皆さん、ありがとう!!
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