2014年9月5日金曜日

新しい食事摂取基準に関する研修会

東京で開催された研修会に参加してきました。
来年度から使用される日本人の食事摂取基準(2015年版)に関するものです。

食事摂取基準は、私たち管理栄養士・栄養士が、どのように食べればいいのかを考えていくときのバイブルのようなものです。

5年毎に新しく積み重なった研究成果を加えてレビューされ、策定検討委員会で考え方や数値の見直しが行われ、厚生労働省から発表されます。

これまでは基本的には健康人を対象として策定されていましたが、今回、初めて重症化予防も視野に入れて検討されたのだそうです。

先日横浜で開催された日本栄養改善学会でも、新しい食事摂取基準に関するシンポジウムがあり、参加しました。
本日の研修会は全国栄養士養成施設協会主催であったため、管理栄養士・栄養士を育てている立場の先生方が聴講者です。
講師の先生方も、食事摂取基準に関してどのように教育していけばいのかといった視点を盛り込みながらお話してくださいました。

参考にしたい部分がたくさんありました。
後期には、食事摂取基準論という講義を担当するので、本日学んだことを活かしてみたいと思います。

この後に予定されている学会でも関連の講演が組まれているので、たぶんあと2回は学習する機会があります。
理論を理解し、活用についての考えを深めていきたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿