2014年9月28日日曜日

御嶽山の噴火

びっくりしました!!

9月27日土曜日は、松本大学で(公社)長野県栄養士会の生涯教育研修会があり、朝9過ぎから夕方16時過ぎまで研修会場の5号館にいました。
進行役を務めていたのです。

研修会後、来週の講義の準備をして18:30頃に大学を出ました。
車の中で開田高原からの情報を伝えるニュースを聞きました。「火山灰が積もっています・・・」。

「えっ???」最初は、何か聞き間違えたのかと思いました。
マイカーでテレビの画像を見て、やはり長野県のことだと確認しました。

御嶽山が噴火したという緊迫したニュースが伝えられていました。
噴煙の画像をみると不安な気持ちになります。
紅葉がきれいになる時期で、いい天気だったので多くの登山者が入っていたことでしょう。

木曽地域には研究調査で伺ったこともありますし、何回か講演等でも呼んでいただき、お世話になった方がたくさんいらっしゃるので、とても心配です。

どうか、大きな噴火になりませんように!!!

研修会は3つの講義があったのですが、講師はいずれも松本大学健康栄養学科の先生方でした。
同じ大学にいても先生方の講義をお聴きする機会は多くはないので、私も新鮮な気持ちで聴講することができました。

お世話になりました先生方に感謝・・・です。

2014年9月26日金曜日

卒業生の来学

今年の3月に卒業し、県内の製粉会社に就職したゼミの卒業生が訪ねてきてくれました。

「国内産 そばの実を焙煎したお茶」という自社製品を手土産に・・・。
ありがとう!!

正式な配属先が決まり、10月1日から商品開発部門で働くことになるそうです。

プレッシャーがあると言っていましたが、頑張ってくれるでしょう!
学生時代から手作りのスウィーツなどを持ってきてくれる学生だったので、その腕前を活かしてくれるのではないかと思います。

笑い話ですが、学生時代には「スーツを着て働きたい」と話していたのです。
(また、スーツ姿が似合う女性ですが・・・)。
10月以降、白衣を来て働くわけですが、やりがいは感じていると思います。

彼女が開発にかかわった商品を持参して訪ねてくれる日を、楽しみに待つことにしましょう!!

2014年9月23日火曜日

2014年度後期 スタート

今週月曜日、9月22日から松本大学の後期が始まりました。

初日から2年生の講義があり、久しぶりで90分の講義をしたら、なんだか疲れました('~`;)。

1年後期と2年前期は担当科目がないので、2年生と授業で向き合うのは、ほぼ1年ぶり。
皆の成長ぶりは???・・・まだ、わかりません。
大きなため息をついているイラスト入りで「大学が始まりました。」モジ顔だよ。ため息 のデコメ絵文字 と書かれた受講票がありました。
学生たちも通常モードに戻るのに少し時間がかかるようです。

私自身はというと・・・4時限目には4年生の卒研ゼミ、5時限目には3年生のゼミをセットしてしまい、たいへんな後期初日でした。

卒研ゼミ生は本日火曜日も朝から集まり、卒業研究を進めたり、国家試験の学習をしたりしていました。
皆で刺激し合って、頑張ってほしいと思います。

2014年9月21日日曜日

キャンパス見学会でのゼミナール活動紹介

9月2日はキャンパス見学会。

今年は、キャンパス見学会に何度も足を運んでくださる高校生を対象として、健康栄養学科の各ゼミナールが順番に研究や活動内容を紹介しています。

9月のキャンパス見学会は、沖嶋ゼミ、杉山ゼミ、廣田ゼミの担当。
3年生有志を募ったところ、生坂の通学合宿サポートが終わったばかりですが、2名のゼミ生が担当してくれることになりました。

準備に時間を割くことができなかったため、これまで様々なところで使用したポスターを掲示することにしました。
先輩たちの活動ではありますが、継続しているもの、コンセプトが今の活動にも活きているものなどであるため、大丈夫だと思いました。
自分たちの活動も語りたいよね・・・ということで、前日まで取り組んでいた生坂小学校の通学合宿サポートの写真や資料なども展示しました。

会場に足を運んでくださった高校生を3グループに分け、3ゼミで、10分間ずつ3回ローテーションで説明することになり、初回だけ様子を見守っていました。

きちんと務めている姿を頼もしく見た後、あとは学生に任せることにしました。
通学合宿後すぐにも関わらず、ご協力いただいたゼミ生に感謝、感謝!!

さて、22日からは後期が始まります。
学生ともどもギアチェンジです!!

健康首都会議健康弁当検討会と入試

9月19日、生坂村の通学合宿解散日。

朝、子どもたちと学生全員で記念撮影をし、お別れの挨拶。
小学生たちを小学校に送り出した後、私たちも大学に戻りました。

この日は本年度最初の入試日で、松本大学人間健康学部健康栄養学科では編入学試験、大学院健康科学研究科では第1期の入試が実施されました。

関連の業務をこなしつつ、人間健康学部の6号館では、松本市の健康首都会議に向けた健康弁当提案の検討会がひっそりと開催されていたので、そちらにも顔を出し・・・と、なんとも落ち着かない日となりました。

健康弁当の検討会は、最初の提案後に学生が再検討してブラッシュアップを図ってきたものを販売会社の(株)王滝の関係者の皆さんと、松本市の関係者の皆さんに披露して、ご意見をいただくという場でした。

内容的にはおおよそ了解が得られ、販売価格もほぼ決まったようですが、数品目について更なる課題が示され、今後学生が検討を重ねることになったそうです。

参加学生の皆さん、お疲れ様でした。
11月の販売に向けてもうひと頑張りですね!

生坂通学合宿2014 3日目

9月18日 生坂小学校通学合宿の3日目です。

サポート役の3年ゼミ生はメンバー交代することになっていました。
18日の朝、前半を受け持った学生たちとともに大学へ。

午前中は、10月に予定している山形県長井市生ごみ循環プロジェクト~レインボープラン~の視察についてのミーティングです。
受け入れていただく長井市側の状況などを勘案し、こちらから出かけるのではなく、長井市からレインボープランの立ち上げの中心人物であった菅野芳秀さんに松本にお越しいただくことにしようということになりました。

取り急ぎ、その対応に追われ、午後は大学の教職員を対象としたFD・SD研修会に出席。

この日から通学合宿に参加する学生は15時に出発、私は16時過ぎに出発しました。

最終の夕食では、ギョウザづくり。
子どもたちがつくるのに時間がかかるだろうとの見通しで、ゼミ生が具の準備を整えるという段取りになっていました。

私が到着したときには、準備はすっかり整っていました。

子どもたちが到着したところで、ギョウザ包みを開始です。
6年生の女子2名、5年生の男子1名といっしょに作業をしました。

6年生の1人は、とても上手で、びっくり! 
日頃からお手伝いを積極的にしているのでしょう。

具に比べて、皮の枚数が多く、余ってしまいました。
子どもたちと相談して、ゼミ生が余り物でつくってくれたきんぴらごぼうを包むことにしました。
「えーっ!」と思われますか? (結構、niceでしたよ!)

そして・・・「いただきまーす!」

夕食後は、昨年同様、生坂中学校の前教頭先生による「星空観察」の授業。
少し雲が動いていましたが、周りが暗いのですばらしい星空が広がっていました。

夏の大三角形≪こと座α星ベガ、わし座α星アルタイル、はくちょう座α星デネブの3つの星を結んで描かれる、細長い大きな三角形≫について教えていただきました。
ベガとアルタイルは、七夕の伝説で言われている「おりひめ(織姫)」と「ひこぼし(彦星)」だそうです。

天体観察用の望遠鏡でいくつかの星を観察させていただき、最後に山並みの向こうで光っている松本市の地上の星を見て、星空観察の授業は終わりました。

あの星空は見事です。こんなところにも生坂村の宝があることを子どもたちは認識しているかしら?
成長して他の地域などで住むようになったときに、しみじみと気付くのかもしれません。
この授業は、子どもたちの心にひっそりと残り、その時に花開くことでしょう!!

夕食づくりがあわただしかったので、順序が逆になってしまったのですが、就寝前に交代した学生たちと子どもたちが自己紹介。

初日のラフティングに参加していた学生もいたので、短い時間の中で適切な関係づくりができていたようです。

2014年度生坂村通学合宿の最後の夜・・・「おやすみなさい!」

生坂通学合宿2014 2日目

夏休み終了直前の1週間は、ゆったり気分のときがなく過去りました・・・が、楽しい時間もありました!
振り返ってみます。

9月17日 2014年度の生坂通学合宿2日目。

教授会後の研修会に出席し、19時過ぎに、予定よりも遅れてしまったとあわてながら生坂の通学合宿に向かおうとしていると、駐車場で小倉事務局長さんにお会いしました。
「これから、生坂に行ってきます。」
「これからですか? ご苦労様です。気をつけて!」
と言葉を交わし、生坂の高津屋森林公園へ・・・。

到着すると、この合宿に参加している3年ゼミ生が子どもたちに食育の授業をしていました。

2日目、3日目の夜は、食育の授業か星空観察の授業か、どちらかをする予定になっていました。
翌日のほうが天気がよさそうだということになり、2日目の夜に食育の時間を持たせていただくことになったのです。

前日に皆で準備していた野菜に関するクイズ対抗戦が始まったばかりでした。
子どもたちはいきいきと楽しそうにクイズにチャレンジしていました。
クイズだけでは終わらず、最後に野菜摂取に関するまとめを入れているところが、とてもよかったと思います。
子どもたちは熱心にメモをとっていました。
しっかり準備をしてきた学生たちの苦労の賜物でしょう!

この日の夕食は手巻きずし。
私は夕食時刻には間に合わなかったので、この食育授業後に食べさせていただきました。

子どもたちとの夕食時には、手巻きずしをめぐってとても盛りあがったのだそうです。いっしょにいただけずに残念!!

おいしくいただきました。ごちそうさま。

明日の朝食の準備をして、私たち松本大学のメンバーはコテージに戻りました。
そして、順番にシャワーを浴びた後、合宿2日目の「おやすみなさい!」

2014年9月17日水曜日

生坂村通学合宿2014 初日はラフティング

昨年に引き続き、廣田ゼミナール3年生が昨日から生坂村の通学合宿をサポートしています。

初日は昼過ぎに集まって開会のあいさつをした後、子どもたちと共に村内の犀川でラフティングをしました。
ライフジャケットを身に付けて、急流をかっこよく下り・・・と行きたいところですが、今回はパドルの使い方を教えていただいたり、川に飛び込んだり、ライフジャケットを来てプカプカと浮かんだり、砂の上に寝転び青い空を見上げて温まったり・・・川遊びといった感じです。

天気に恵まれて楽しいひと時でした。

「速乾性のウェアを着用」との連絡はしてあったのですが、そのまま川に飛び込むとは思っていなかったので、学生ともども、あとの洗濯等の対応が大変でした。

川から直接、村の温泉宿泊施設のやまなみ荘に向かい、温泉に入らせていただきました。
スーパーマーケットでお買いもの
ほっと一息です。

その後、子どもたちとともに食材の買い出しに行きました。
子どもたちは案外しっかりもののようで、無駄な買い物をしないようにと心がけていたそうです。

合宿をする高津屋森林公園につくと、さっそく夕食づくり。
子どもたちは積極的に調理作業等をこなしました。

夕食のカレーはやや薄めの味付けでしたが、皆であれこれ言いながら食べるのは楽しいものです。
「薄味すぎる~」という子、「何杯も食べることができていい感じ」という子、さまざまでした。

実は今日の朝食のみそ汁も結構薄味でした。“減塩”がいつも頭にある大学生のお姉さん、お兄さんたちはすっかり薄味志向になっているからでしょうか? だしは効いていたようです。

日中も残って、近くを散策したり涼しいところで勉強をしたりしているという女子学生たちを残して、私は大学に出勤です。
今日は教授会とその後にもちょっとした研修会があり、それが終了したところで、私はまた生坂村に向かいます。
生坂に残った学生たちがどんな時間を過ごしたのか、話を聞くのが楽しみです。

2014年9月15日月曜日

明日からの生坂通学合宿に向けて

9月の3連休、今日が最終日です。
3年ゼミ生が明日から始まる生坂村での通学合宿に向け準備を進めるというので、私も出勤しました。

3泊4日の小学生を対象とした通学合宿ですが、2日目または3日目の夜の学習時間に、1回だけ食育に関する時間をいただくことになり、その内容を検討するためです。

前回のゼミで大枠の内容は決まっていましたが、今日は具体的な進め方を検討し、教材づくり。

皆のアイディアを結集し、意見を出し合ってまとめていました。

昼過ぎにはなんとかまとまったようです。
ご苦労様でした。本番、頑張りましょう!!

別の仕事も少し進みましたが、私もこれで帰宅することにします!

2014年9月12日金曜日

1日限りのレストラン2014 試食お披露目会

松本大学健康栄養学科では、昨年に引き続き、大学祭期間中の10月18日(土)に1日限りのレストランを開催します。
松本大学が取り組んでいる文部科学省選定「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環としての取り組みです。2年~4年までの学生たちが参加しています。

その試食お披露目会がありました。

学内の教職員の皆さんにお客様になっていただき、フロアスタッフの動きを確認するとともに、プレス発表の場でもありました。

提供予定の料理
これまでも試作検討会で試食させていただいたのですが、今日は格段とレベルアップしていてびっくり!
これまでの課題はほぼクリアできていたのではないかと思います。

一緒のテーブルで試食してくださった住吉学長、小倉事務局長、等々力人間健康学部学部長もよくできていて、おいしいと褒めてくださいました。

調理スタッフはじめ、今日まで頑張ってきた皆さん、よかったですね。

そして、ご指導に当たられた先生方、ありがとうございます。

今年のテーマは、“松大生が贈る信州・いのちの恵み”
どちらか選べるメインディッシュの
鹿肉赤ワイン煮
様々な信州食材を使用しているほか、初めて本格的なジビエ料理に挑戦し、メインディッシュとして鹿肉を用いています。

前菜(野菜のテリーヌ、長いものコロッケ、ケークサレ、ピクルス)
白きのこのポタージュスープ
バターロール・全粒粉パン
メイン:鹿肉の赤ワイン煮 or 信州サーモンムニエル ハーブの香りを添えて
デザート:ティラミス、りんごのコンポート、抹茶メレンゲクッキー
コーヒー or 紅茶
メインディッシュの
信州サーモンのムニエル
といったコース料理です。

当日は1000円で提供します。

明日以降申し込みを受け付けますので、詳しくは新聞、松本大学のHPをご覧になって、お申し込みいただければと思います。

さて、本日以降、フロアスタッフも一層、ホスピタリティあふれるサービスに向けて練習を重ね、当日はお客様を笑顔で迎えてくれることと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。

2014年9月11日木曜日

スタジアム食完成発表会2014

23年度にスタートしたJ2リーグに所属するサッカーチームの松本山雅FCと松本大学のコラボレーションによるスタジアム食「スタめし」提案プロジェクトも、5期目を迎えました。

今日はその完成発表会。

これまでは学生がメニューを考案して形となったものを提案させていただき、販売業者さんに採択していただくという形をとっていました。
今年は少し趣向を変えて、学生は新商品のコンセプトやアイディアを提案し、それを採択してくださった業者さんと打ち合わせを重ねながら、形にしていくという方法をとりました。

学生たちは夏休み中も熱心に活動し、この完成発表会を迎えたわけです。

発表させていただいたメニューは

りんご‘勝’姜焼き丼
レタスたっぷり山賊クレープ
緑のちくわone soul揚げ
サラダDE肉みそ冷やし麺
山雅アップルスカッシュ
山雅スムージー
トロピカルやまガーリーゼリー

の7種類。

商品名を見ただけではイメージがわかないものも多いかもしれません。
ご興味のある方は、9月14日に山雅のホームスタジアム「アルウィン」で販売されますので、ぜひ応援に来ていただき、ご賞味ください。

早めに並んでいただかないと売れ切れてしまうかもしれません(…だと、うれしいなぁ!!)

完成発表会には、松本山雅後援会理事長の山村様をはじめ、山雅後援会「Team-Vamos」の皆さん、松本山雅の椎名選手、山本選手、道上選手、松下選手も同席してくださいました。
選手の皆さんは、提案商品を召し上がり、プレスの皆さんの質問に答えてくださったり、提案した学生たちに感想を伝えてくださったりしました。

学生たちもとてもうれしいそう…!!!

今回は初めて、学内の山雅ファンの皆さんも発表会場に駆けつけてくださいました。
最後に、松本大学のファンの皆さんから選手の皆さんに千羽鶴が渡されました。
現在、J2リーグで2位につけている山雅のJ1への昇格を願って折ったものだそうです。
頑張ってください!!

この日まで学生のアイディアを形にしてくださった業者の皆様に、心より感謝いたします。

また各地で大雨

広島で大きな土砂崩れがあって復旧が進められる中、また昨日から全国各地で大雨になっているようです。

西は大阪府から、関東各地、宮城県、北海道までと広い地域にわたる局地的なゲリラ豪雨。
川などが氾濫したわけでもないのに、道路が冠水してマンホールから水が噴き出している映像はなんだか恐ろしい感じです。
コンクリートで固められてしまった都市化もこのような現象の要因なのでしょう。

昨夜、PCを見ていて東京都台東区の大雨に関するニュースに気づきました。
いつも研究関係でお世話になっている薬剤師さんの拠点が台東区ですので、心配になりメールを出しました。

いつも素早く返事をくださる方ですが、なかなか連絡がないので心配しておりました。
23時前に「かろうじて大丈夫でした」とのメール。
ほっとしました。

大雨被害のニュースを見ながら、家族や親戚、友人や知人の心配をしている人がたくさんいることでしょう。
少しでも被害が少ないことを祈りたいと思います。

2014年9月7日日曜日

「専門職の食と栄養セミナー2014」報告

長野市のアクティホールで「専門職の食と栄養セミナー2014 健康寿命を延ばすメタボ&ロコモ対策 Vol.2」が開催され、司会を務めました。
「~ 長野で解き明かす長寿日本一 ~」がサブテーマ。

(公社)日本栄養士会名誉会長で神奈川県立保健福祉大学学長の中村丁次先生
料理研究家の村上祥子先生
長野県健康福祉部健康増進課の吉沢正課長
長野県栄養士会の園原規子会長
名古屋大学大学院の葛谷雅文教授
といった講師の先生方による講演5本と、講師の先生方をパネリストに迎えたパネルディスカッションという盛りだくさんの内容。

司会者のセリフは多かったのですが、ステージ上の脇で先生方の講演を聞かせていただき、それぞれのお話の中から今後に向けてのヒントをいただきました。

村上先生は、電子レンジを用いたクッキングを交えての講演。
途中でブレーカーが落ちてしまって、舞台裏は大慌て。
運営スタッフの皆さんがテキパキと動いて対応し、無事復活。

こんな様子を見るのもめずらしい体験です。

集団レベルでも個人レベルでも過剰栄養と低栄養が混在するなかで、健康長寿をめざす長野県の健康づくり関係者として、今日いただいたヒントの中から、できることを進めていきたいと思います。

セミナー終了後、講師の先生方、協賛企業であった(株)味の素の関係者の皆さんとの夕食会がありました。
見識高い先生方からいろいろな話題が飛び出して話が展開し、こちらも実り多い夕食会でした。

金曜日から今日まで、予定がぎゅうぎゅう詰めの週末が終わりました。

2014年9月6日土曜日

岡谷市での食育講演会

今日は、暑い1日でした。

岡谷市が開催した食育講演会にお呼びいただき、「健康づくりを目指す食育のあれこれ」というテーマでお話させていただきました。

皆さん、熱心に聞いてくださり、感謝! 感謝!

岡谷市は、保育園も学校もすべて自園・自校給食、すばらしいですね。
子どもたちは幸せです。

保育園、学校、食生活改善推進協議会等の皆さんの食育に関する活動を伝える展示もあり、私も拝見させていただきました。

会場でお会いした行政の管理栄養士さんから「ブログを楽しみに読んでますよ」と言われました。
そんなふうにおっしゃっていただくと、うれしいものです。

ありがとうございます!!!

2014年9月5日金曜日

新しい食事摂取基準に関する研修会

東京で開催された研修会に参加してきました。
来年度から使用される日本人の食事摂取基準(2015年版)に関するものです。

食事摂取基準は、私たち管理栄養士・栄養士が、どのように食べればいいのかを考えていくときのバイブルのようなものです。

5年毎に新しく積み重なった研究成果を加えてレビューされ、策定検討委員会で考え方や数値の見直しが行われ、厚生労働省から発表されます。

これまでは基本的には健康人を対象として策定されていましたが、今回、初めて重症化予防も視野に入れて検討されたのだそうです。

先日横浜で開催された日本栄養改善学会でも、新しい食事摂取基準に関するシンポジウムがあり、参加しました。
本日の研修会は全国栄養士養成施設協会主催であったため、管理栄養士・栄養士を育てている立場の先生方が聴講者です。
講師の先生方も、食事摂取基準に関してどのように教育していけばいのかといった視点を盛り込みながらお話してくださいました。

参考にしたい部分がたくさんありました。
後期には、食事摂取基準論という講義を担当するので、本日学んだことを活かしてみたいと思います。

この後に予定されている学会でも関連の講演が組まれているので、たぶんあと2回は学習する機会があります。
理論を理解し、活用についての考えを深めていきたいものです。

2014年9月3日水曜日

世界健康首都会議のお弁当提案

本年11月に松本市で開催される第4回世界健康首都会議に向け、会議中に提供される健康弁当の提案に取り組んでいるプロジェクトチームの活動が進行しています。

今日は、学生たちの試作・検討結果をもって、提案するお弁当を製造販売してくださる「株式会社 王滝」に伺いました。

調理作業の施設を見学させていただいた後は、総料理長さん、製造担当者さん、管理栄養士さん、それに、松本市の担当者の方を加えて、いろいろご意見・アドバイスをいただく検討会。

松本市の担当者さんからは「健康」というキーワードをどうアピールするのかといったご指摘。
王滝の皆さんには、実際に製造する立場から材料入手、調理工程などを踏まえた種々の質問やご指摘をいただきました。
私自身も教えていただくことがたくさんありました。
本日参加した3年生にとっては、自分たちの提案への指摘はつらくもあるでしょうが、いい学習の機会になったと思います。

なんとか、提供できるのものになっているとの評価をいただけたようです。
今後もさらにブラッシュアップを図っていかなければならないこともたくさんありますが・・・。
大学にもどってさらなる検討会について打ち合わせを行い、次のステップへの進みます。

今日は、19時から生坂村で通学合宿の保護者説明会が予定されていて、夕方大学を出ました。

今年は10名の子どもたちが参加するそうです。
昨年も感じましたが、説明会に参加された親子はとても素敵なのです。
こんな子どもたちが育つ生坂村はすばらしい!!…です。

2014年9月1日月曜日

松本市総合防災訓練に感動

9月1日は防災の日。
松本大学は、松本市総合防災訓練の会場になりました。

「糸魚川-静岡構造線断層帯」による大規模震災が発生したとの想定だそうです。

朝、大学に到着するともう訓練は始まっていました。
学内には大変多くの機関の方々が大勢詰めかけていました! びっくりです。

そして様々な救援車両が集結。

総務省消防庁、松本広域消防局、松本市消防団と書かれた消防車
炊き出し用の機器を積んた陸上自衛隊の車両
警察署のレスキュー隊車両
信州大学医学部附属病院や相澤病院のD-MATの救急車
中部電力㈱・松本市電設業協会・松本ガス㈱・松本市建設事業協同組合・松本市水道事業協同組合の車両などなど。

小さな男の子は「働く車両」が大好きな子が多いので、この場に居合わせたら、どんなにか喜ぶことでしょう!
親戚の小さな男の子に、写真を送りました!

プログラムに沿って、さまざまな訓練が進行していきました。

3階から撮影した消防車
私たちの学部棟は訓練のメイン会場となっている松本大学総合グランドのすぐ向かいにあるので、3階のテラスからその進行状況が手に取るようにわかりました。

学部棟の屋上階から救護が必要な人がヘリコプターで救助されていく様子も、ヘリコプターの真下近くで見ることができました。
近くで、2歳くらいの男の子がお母さんの膝に座って、目を丸くして見つめていました。

学生が救護される役を務めたようですが、相当怖かったのではないかと思います。
ホバリングで救助作業
間近に見ていて、救助隊の皆さんの日頃の訓練があるからこそできることだと思いました。
日頃の鍛錬に感謝し、思わず、感動の涙があふれてきてしまいました。

梯子車を使った放水訓練もありました。するすると伸びていく梯子車にも感動・・・。

松本市社会福祉協議会によるボランティアセンターも設けられ、健康栄養学科の学生は、日赤松本市奉仕団の皆様方といっしょに自衛隊の炊き出し車両で炊いたご飯でおにぎりの炊き出しを用意するという任務を仰せつかっていました。

炊き出し訓練に参加した学生たち
皆さんに教えていただきながら、任務を果たすことができたようです。
給食施設でも非常時の対応が求めれらる昨今、いい学習ができたことと思います。

こうした訓練があってこそ、いざというときに役立つのだと思います。

訓練終了後、午後からは雨模様。
お天気にも恵まれた防災訓練でした。
関わられた多くの皆様、お疲れ様でした。