長野市は朝から強い雨でしたが、大学に着く頃、松本平はほとんど雨が降っていなくて・・・びっくり。
北陸地方に大雨警報が出ていたので、今日は長野県でも北部方面で雨が多いのかしらと予想しました。
ところが、ところが・・・午後から伊那市立伊那小学校に臨地実習の巡視訪問に行くことにしていました。
午前中に来学者の予定があって、その打ち合わせを終えて、そろそろ出掛けようかなと思った頃、
松本も、どしゃぶりの雨。
雷も鳴り、一瞬、どうしようかなと思いましたが、行かなければ・・・と思い、出発しました。
高速道路を強い雨とともに移動し、伊那インターを降りても雨の勢いはそのまま・・・。
目的地の伊那小学校は丘の上にあり、ナビの指示通りに動いてもグラウンドには行きつくのですが、正門がどこなのか分からず、その丘の周りをぐるぐると行ったり来たり・・・。
雨の中、庭に出ていたご近所の年配の男性に伺っても、要領を得ません。
ようやくたどり着いて、校長先生にごあいさつ。「迷ってしまいました」と申し上げたら、「そうなんですよね。僕も初めて来たときはわかりませんでした。看板でもたてないといけないかな?」と、おっしゃっていました。
校長室には、校長先生が達筆で書かれた金子みすずの「星とたんぽぽ」の詩が飾られていました。
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきにだァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
3年ゼミ生の実習生は元気に実習に臨んでいるようでした。
栄養教諭の先生は、学校栄養士になって4年目という若い先生で、自分の学生時代を思い出しながら、ご指導くださっているようでした。
お若いのに、しっかり筋の通った先生でした。頼もしい限りです。
ゆっくりお話を伺い、伊那小学校を出る頃、雨はほとんど降っていませんでした。
大雨の中の出張は、何とか無事終わりました。
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