今年の大会長は、長野県精神保健福祉センター所長の小泉典章先生で、午前中は精神保健に関するプログラムとなっていました。
大会長講演のテーマは、「長野県の地域精神保健の動向」
特別講演では、日本公衆衛生協会理事長の篠崎英夫先生が「地域精神保健活動への期待」というタイトルでお話してくださいました。
特別講演では、日本公衆衛生協会理事長の篠崎英夫先生が「地域精神保健活動への期待」というタイトルでお話してくださいました。
精神保健の現状や歴史と課題については知らないことがたくさんあり、自分の認識を変える上で、貴重な機会をいただいたと思います。
午後は一般演題の研究発表。
今年は私もエントリーをし、長野県民の野菜摂取量の季節性について発表させていただきました。
現在、平均寿命が男女とも全国1位である長野県は、野菜摂取量の平均値も男女ともに全国1位です。
その実態を把握したいと考え、既存データを用いて季節性に関する分析を行ってみました。
国民健康・栄養調査などは秋に実施されるので、この季節だけが特異的に多いという可能性もあると考えたからです。
この研究の成果は、信州公衆衛生学会で長野県の関係者に紹介するのが一番いいと思いました。
どの季節が一番多かったと思いますか?
「夏」でした。
長野県の人だったら、なんとなく納得できるような気がするかもしれません。
秋の摂取量は、最も年間平均値に近い値でした。
「興味深い研究でした」とおっしゃってくださった方もいて、発表した甲斐がありました。
詳細は、そのうち、信州公衆衛生学会のHPに発表抄録が掲載されると思いますので、機会がありましたら、下記のURLをチェックしてみてください。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/pmph/shinshu-kouei/zassi.html
日頃お世話になる何人かの先生方に「ラジオ、聞きましたよ!」と言われました。
はやりNHKの「ラジオあさいちばん」の健康ライフというコーナーのリスナーは、多いのですね。
松本大学を退職された先生からも、この番組で話した内容に関する素敵なメールをいただいていました。
学会発表も終わりました。そのメールをゆっくり読み直してみることにしましょう!!
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