今年も茅野市の蓼科中央高原に出向いて、「今井農園」さんと、本学特別講師の藤木シェフのフレンチレストラン「エスポーワール」に出かけました。
幸いなことに、毎年、よく晴れてくれます。
今年も熱中症の心配をしないといけないかしら・・・というくらいよく晴れた1日となりました。
今井農園さんには、毎年うかがいますが、連作障害をさけるために野菜の植え付け位置は毎回変わっています。また、どんどん新しい品種にもチャレンジなさっているようです。
今年はナスだけでも何種類もありました。
いつものように、ふわふわと柔らかい土と、たくさん飛び交うモンシロチョウに感激しながら、畑を見させていただきました。
なすの紫と白い花、モロッコインゲンの白い花など、野菜の花たちはよく見るととてもきれいです。
今年の1年生は、積極的に今井さんに質問していて、学びの姿勢がとてもよく、藤木シェフにもほめていただきました。
今井さんの「自分が選んで歩み出した道なら、すこしつらいことがあっても苦労と思わずやっていこうと思えるものです。」・・・こんな素敵なメッセージは、学生たちにはどう響いたでしょうか?
自分で選んだ道を真摯に歩んでほしいものです。
学生の一人が、私が事前学習の講義で、昨年うかがった時に初めてみた四葉(すうよう)キュウリのことを覚えていて、今井さんに尋ねていました。「今日収穫してしまっていいのがないけれど・・」とおっしゃりながら、それでも2本とってきてくださって、私も1本いただきました。
(夜、食べてみましたが、かっぱ巻きに適しているというだけあって、身がしまったとてもおいしいキュウリでした。)質問してくれた学生お陰です。
お腹を空かせて、エスポワールに到着。今年も学生の教材用のメニューを用意して待っていてくださいました。
今年のメニューは、以下のようなものでした。
① ブリスケッタ3種類
② ミートソース・ドリア
③ 自家製生ハムとエンダイブのサラダ ヴィネグレットソース
④ 信州サーモンのオモニエール
⑤ 信州ポークの洋風シューマイ
⑥ パースニップの冷製スープ プラカップ
⑦ お肉のキャベツ包み オーブン焼き
⑧ ふきのとうのムース
⑨ 自家製バゲット
⑩ 信州産フレッシュハーブ水
食べ終わるころには、みんな満足そうな顔をしていました。そして、藤木シェフが料理などについてご自身の考え方を講義してくださいました。
毎年、お世話になり、エスポワールのスタッフの皆さんには心からお礼申し上げます。
すこし日に焼けた顔の学生たち。
いろいろなことを受け止め、今後に活かしていってくれると思います。
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