2017年3月11日土曜日

あれから6年

3月11日、今年は土曜日です。
東日本大震災から6年。

そんなに日が経ったようには思えないのですが、被災直後に生まれた子が小学校に入学し、その年、小学校に入学した子どもたちが卒業していく・・・と考えると、もうずいぶん日が経ったのだと改めて感じます。

今日は、テレビでも被災地や被災者に関する番組が続いています。
この日だけ報道されることに違和感を持つ方もあると思いますが、それでもこの日に、被災者の方々に思いを馳せることには、大きな意味があると思います。
福島県に姪がいるので、被災地のことを思う日は、普通の人よりは多いと思いますが、それでも毎日思い起こしているわけではありません。
この日は、私にとっても大事な日です。

あの日のあの時刻、私は学科会議に出席していました。
松本でも大きな横揺れがありました。

その後、2011年の4月から、私は松本大学健康栄養学科の学科長を務めることになりました。

被災地の復興と時を同じくして、学科の運営に責任を持つ立場で3期6年を過ごしてきましたが、今年で退任させていただくことになりました。

この間、健康栄養学科では、大学教育GPに採択されたことを受けて、地域協働型教育の試みが進みました。
そして、地域健康支援ステーションが開所し、地域に根差した活動と学生教育をつなげる取り組みの充実が図られました。
そして、それは現在のCOCとCOC+事業として継続しています。

2017年度から、健康栄養学科では4コースの学びのモデルを示し、それぞれのコースごとに特徴ある学びができるようになります。
まだまだ私たち健康栄養学科の試みは続くのですが、次年度からは一教員として力を尽くしたいと思います。

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