11月5日の17:00から私たちBDHQユーザークラブメンバーが企画した自由集会「県民健康・栄養調査等行政栄養調査の調査法再考:BDHQ利用の可能性と課題」が開催されました。
会場として公衆衛生学会事務局から割り当てられた「いきいきひろば」の会議室は17時にならないと部屋がオープンにならないということで、早めに集まったのに、できることはほとんどありませんでした。
参加してくださった皆様方にもお手伝いいただき、慌ただしく会場設営。
事前に、たくさん参加してくださるといいですねぇとメールのやり取りをしていましたが、用意した席がいっぱいになるくらい人が集まってくださいました。
それだけ、県民健康・栄養調査のやり方について考えているところが多いのかもしれません。
佐々木敏先生の基調講義、
奥田昌之先生の具体的な課題と方法に関する講義
に続いて、従来の秤量食事記録法に加えてBDHQを組み入れようとしている大分県と沖縄県の行政の管理栄養士さんと島根県で調査に関わっていらっしゃる研究者の先生が状況報告をしてくださいました。
いろいろ課題はありますが、新しい流れができつつあるように思います。
佐々木先生のお話のなかで研究者がすべきことと行政がすべきことに関する指摘がありました。
佐々木先生が日本の栄養調査分野の研究の少なさに危機感を持っていらっしゃることが伝わってきました。
この自由集会に参加してくださった皆さんのネットワークの中から、新しい取組が進展していってほしいと思います。
私にできることはあまりないのですが、地道に歩んでいきたいと思います。
毎年のことですが、自由集会のあとは懇親会。
今年もにぎやかで楽しい懇親会になりました。懇親会中にも学習を深めているメンバーもいました。皆さん、熱心です!
いつもこの自由集会でお会いできる何名かの皆さんが今年はいらっしゃっていなかったのが残念でした。
来年の公衆衛生学会総会は大阪だそうです。また、お会いできますとうに!!
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