6月1日 学会最終日、気持ちのいい晴天です。
午前中は、「食育を支える科学とは―基礎から応用の科学まで」というシンポジムに参加しました。
食育を推進するための、また、食育に関する学術研究を進めるためのフレームワークに関するディスカッションが展開されました。
食育のエンドポイントをどう考えるか・・・
いろいろなところで食育に関連したお話をさせていただくとき、私は私なりに考えていることをお伝えはしますが、この点に関しては様々な意見があるところです。
都市部で食育について研究等を進めていらっしゃるシンポジストの先生方のご意見を聞いていて、長野県における状況というのは少し違うのかもしれないと感じました。
6月に長野市で食育推進全国大会があるので、そこで、また考えるチャンスがあるでしょう。
ランチョンセミナーに参加して着席したところで、昨年3月まで松本大学大学院健康科学研究科研究科長を務められていた村松宰先生にお会いしました。
北海道にお住まいで、学会プログラムにもお名前があったので、お会いできるかしらと思ってはいましたが、こんなにバッタリとお会いできるとは思っていませんでした。
隣に座って少しお話させていただきましたが、松本大学のことを気にかけてくださっているご様子でした。
午後からは、新しい食事摂取基準に関するシンポジウムをじっくりと聞きたかったのですが、自分の研究発表の時間帯と重なっていて、最初の30分くらい聴講しただけでした(とっても残念!!)。
このシンポジウムをめざして参加されていた方々も多かったと思いますし、私が発表するセッションは学会プログラムの最後の部分に組まれていたため、会場に来てくださった方が少なく、少し寂しかったのですが、村松先生も聞きに来てくださっていました。
座長を務めてくださった国立健康・栄養研究所の梅垣敬三先生は、以前一緒の研究チームでお世話になった先生。全然畑違いの研究分野であることを存じ上げているので、このセッションの座長というのは、なんだか申し訳ない感じがしてしまいました。
学会運営者ではないので、私が申し訳なく思うこともないのですが・・・。
発表終了後、梅垣先生から、おもしろい知見できちんとまとまると、全国でも役立つ研究成果ではないかとおっしゃっていただきました。
そんなコメントをいただき、とてもうれしく思いました。あわただしい中、苦労してまとめた甲斐がありました。
私の発表は終わりから2つ目。余裕を診て、19時発のフライトを予約していました。
早々に、学会場を後にしましたが、新千歳空港には早めに着いてしまいました。
空港で少しのんびり~!
羽田空港につき、東京に出て新幹線に乗り長野駅についたのは23時を過ぎた頃でした。
明日は授業があります・・・すぐに通常モードに戻らないと!
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