8月17日木曜日はキッズクッキングの実施日。
まだお盆中の16日に卒研生といっしょに準備を整え、当日も8時前には集合して、会場の松本市内の公民館に向かいました。
当日お会いした公民館長様は、以前松本市といっしょに観光振興の仕事をしたときにお世話になった方でした。
市職員を退職されて、公民館長をなさっているとのこと・・・なんだか、心強く思いました。
牛乳乳製品を使った科学実験的な要素を取り入れたキッズクッキング。
凝固点降下を使ってつくるアイスクリーム
たんぱく質の酸凝固であるカテージチーズ
水中油滴型エマルジョンの生クリームから、油中水滴型のバターをつくる
という内容をとり入れた試みです。
当初予定したよりは上級生の参加が少なく、4年生が多かったので、うまくすすめられるか不安もありましたが、卒研生たちの工夫や教材作成の成果もあり、楽しい教室になったと思います。
民間団体の研究助成をいただくことができたので、その研究費で白衣を購入しました。
子どもたちに科学者気分で取り組んでもらおうと考えたからです。
白衣は病院をイメージして、あまり好きでない子もいるかと心配して、科学者気分をどう演出するかを考えました。
野口英雄はわかるかなと思ったり、お茶の水博士はどうかしらと提案して学生に笑われたり(無理ありませんね。でも彼女たちは辛うじて知っていると言ってくれました・・・。)
身内の5年生に「白衣と言って思い浮かぶ人は??」と聞くと、「伝次郎さん」と答えが返ってきました。
学生たちも「それがいい!!」というので、当日の導入には伝次郎先生を使わせていただきました。
子ともたちは皆で、温度計を見つめたり、アイスクリームの牛乳卵液をかき混ぜたり、生クリームの容器を必死に振ったりして・・・ねらいにそった活動になりました。
よかった、よかった!!!
カテージチーズはプロセスチーズと違って、塩味がないので、子どもたちはもの足りなかったようです。
「サラダにいれて、和風ドレッシングをかけるとおいしいよ」と教えてあげると、何度もドレシングをかけて食べている子もいました。
活動の評価はこれからですし、反省事項も多々ありますが、ひとまず、第1段の活動は終わりました。
お疲れ様でした。
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