1月8日静岡県立大学に向かう途中で 見えた富士山 夕方から雨になりました。 |
東京から北陸新幹線に乗り、長野に向かっています。
静岡市で開催された研修会の内容についてご紹介します。
企画側の者が申しあげると手前みそにはなりますが、得るものが多い研修会でした。
7日はご講演が3つ。
最初は、農林水産省の消費者行政・食育課の米倉礼子氏から「第3次食育推進基本計画」を踏まえた食育の推進について
というテーマで講演していただきました。
食育推進部局が内閣府から農林水産省に移行したことについては、管理栄養士養成施設の先生方のなかにも「どうして?」と思っていらっしゃる方が多いと思います。
その経緯について
重点課題や設定された目標等について
報告書の行間に埋めこまれた事項や思い
関連する部局・機関・組織等の「連携・協力」から「連携・協働」へ
といった内容についてお話くださいました。
長野県や松本市でも国の基本計画に基づいて食育推進計画の見直しが行われると思いますが、今回のお話を踏まえてどのようになっていくのか考えたいと思いました。
2つ目の講演は、甲南大学経営学部 北居 昭教授から
組織を動かすための解決志向人材マネジメント
というテーマでお話いただきました。
解決志向という考え方は、栄養カウンセリングを扱う私の科目でも教科書では扱っていないこの考え方について取り上げていますが、組織開発でも同じようなアプローチがあることを知りました。
考え方自体は同じだと思いました。
組織開発ではAI(Appreciative Inquiry)というのだそうです。
自分が関わっている様々な組織に応用できると思いました。
3つ目は、静岡県立大学経営情報学部の岩崎 邦彦教授のご講演
人をひきつける引き算の経営
でした。
具体的題材を取り上げて、「付加価値」の時代から「引く価値」の時代へというお話をしてくださったのですが、「目からうろこ」という感じでした。
足し算ではなく、引き算そして掛け算が重要というお話はとても刺激的でした。
何かを引くことで、何かを生み出す、何をやらないかを決める・・・一旦は何かに絞り込み、その後掛け算にする
「なるほどなぁ」でした。
こうした専門分野以外のお話から得るものがたくさんありました。
新幹線が長野に着きますので、・・・つづく・・・
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