2015年9月30日水曜日

秋らしくなってきました

大学から帰宅しようと学部棟を出ると、「さむっ!」と思うようになりました。
冬に比べるとまだまだ気温は高いのですが、秋の深まりを感じます。
北海道では雪も降ったそうですし・・・。

昨夜は、まだ「仲秋の名月」→「スーパームーン」の名残で、夜空には見事な月。
すでに少しだけ欠けはじめ、下弦の月になりつつあるように見えました。
月の満ち欠けは案外早いものですね。

おまけに、この日はNASAが火星に液体の水が存在する証拠を発見したというニュースが流れました。生命体は存在するのでしょうか?

天体に関するニュースが多い数日間でしたが、学会後のこの3日間はなんともあわただしく過ぎました。

月曜日と水曜日は2年生の講義、火曜日は信州大学医学部保健学科の講義があり、その間に学内外の会議が4つ。
4年生と卒業研究活動に関する打ち合わせ、3年生のゼミナール。

11月に共同研究の成果を発表してくださる先生と抄録作成のための打ち合わせ
10月4日に頼まれている講演会の配布資料の用意
10月1日に高校に出かけて行う出前講義の準備・・・それぞれなんとか準備を終えました。

これで帰宅します。今日も「さむっ!」でしょうか?

2015年9月27日日曜日

琵琶湖

新大阪からサンダーバードに乗りました。

湖西線を走ると琵琶湖が南北に長いことを実感します。

社内アナウンスが琵琶湖は滋賀県の6分の1をを占めると伝えています。

先日、管理栄養士さんたちとの学習会で、長野県で一番大きな諏訪湖の話になったのですが、諏訪湖の周囲は16km。
琵琶湖の周囲は235kmほどだそうですから、やはり大きいですよね。

よく乗車する東海道新幹線では、それを実感することはありませんが、湖西線から見る琵琶湖は“圧巻”です。

良く晴れていたので、青さも見事でした。

今、福井を出たところです。

まだ明るいのですが、白い中秋の名月が見えます。
今年の中秋の名月は地球を回る月の軌道の中で、地球に近いところを通るので大きく見えると、今朝見たテレビの天気予報で伝えていました。

確かに、大きい感じがします!!

博多から長野へ

今回の博多出張の最終日です。
日本栄養改善学会学術総会と同じ福岡国際会議場で、第4回日本栄養学教育学会学術総会が開催されるため、今日まで残っていました。

一般社団法人日本栄養学教育学会の社員総会(評議員会のようなものです)に続いて、日本栄養学教育学会・日本栄養改善学会合同シンポジウムがありました。

栄養疫学の立場から、東京大学大学院の佐々木敏先生
行動科学の立場から、あだち健康行動学研究所の足達淑子先生
チーム医療という立場から、久留米大学医学部の田中芳明先生
という3名の先生方が、「栄養学教育のあり方を考える」というテーマでお話くださいました。

栄養学教育に従事している立場として、考えるべき課題をたくさんいただいたように思います。

その後はラウンドテーブル形式の一般演題発表となったのですが、それには参加しませんでした。

会場を出ようとしたときに、今回、両学会の学術総会会長の任を務められた早渕仁美先生にお会いしてしまいました。

プログラム途中での退席をお詫びすると、やさしく「明日から授業ですものね、気をつけてお帰り下さい」とおっしゃってくださいました。

博多駅に向かう途中、それでも少しは・・・と思い、博多山笠で有名な櫛田神社にだけお参りし、新幹線に乗車しました。

学会運営にあたられた皆様に感謝しつつ、来たときの逆のルートで長野に戻ります。

2015年9月26日土曜日

福岡での学会3日目

学会3日目は教育講演とシンポジウムを中心として参加しました。
「管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム2015」の後に聴講した琉球大学大学院の大屋祐輔先生の「おきなわ野菜とゆいまーるを活かした健康増進事業~沖縄県での長寿復活の取り組み」はたいへん興味深く拝聴しました。

琉球大学の先生方がコアになって進められているアクションリサーチです。
今年の日本健康教育学会でその取り組みのことを知ったのですが、そのベースには、以前、研究チームのメンバーとしてお世話になったことがある琉球大学大学院の等々力英美先生が取り組まれた「チャンプルスタディ」があるようです。

今回の学会で、久しぶりに等々力先生にお会いしました。
実は、今回、私が口頭発表を行った分科会の座長のお一人が等々力先生でした(それで、研究発表がとてもやりにくかったのですが・・・)。

この沖縄県でのアクションりアーチは、運動や学校での食育も含めて展開されるようになり、その成果は広報されて普及が図られているということを知りました。
私も取り組みを進めたいと考えているChild to Family形式の実践事例はとても参考になりました。

長野県もこのような学術的検討のもとに構築される健康増進事業を進めなければならないと思いました。

次は、減塩に関するシンポジウムに参加し、昨日に引き続いてランチョンセミナーで減塩ヘルシー弁当をいただき、減塩の取り組みについても多くの示唆をいただきました。
長野にもどって考えたいことを、お土産としてたくさんいただきました。

最後は「在宅医療における連携と協力」というシンポジウム日参加して、第62回栄養改善学会学実集会のプログラムは終了。

その後、大学のメンバー、学会でお会いするといつもお食事を共にさせていただく鳥取短期大学の野津あきこ先生、明日の全国栄養改善大会のために本日博多入りした長野県栄養士会の園原規子会長の合わせて6人様ご一行で、長浜の屋台で夕食をいただきました。

もちろん、長浜ラーメンもいただき、博多らしさを味わいました。

2015年9月25日金曜日

研究成果発表が終了!!

学会2日目。

今回は、ランチョンセミナーチケットが当日配布ということで、学会参加者の出足が早く、会場に着くとすでにチケット配布コーナーまでの列が長くなっていました。
それでも聞きたかったプログラムのチケットをゲット!

その後は、共同研究者の示設発表のポスターを掲示し、シンポジウム1「食事摂取基準と実践栄養をどうつなぐか~エネルギーから考える~」に参加。
最後まで聴講していたかったのですが、午前中後半の口頭発表の座長を務めることになっていたので、途中で退席。

「栄養教育・食育 成人期(1)」の座長を無事終え、朝ゲットしたランチョンセミナーチケットで共催シンポジウムに参加。

提供されたお弁当は「博多 減塩ヘルシー弁当」
ご当地食材をたくさん使った郷土料理弁当で食塩と脂肪を低くするために産学連携で取り組んだものだそうです。

今、本学の学生たちが松本市で開催される世界健康首都会議の健康弁当開発をすすめているので、とても参考になりました。
しかし、食塩相当量が1.8gにはびっくりです!

郷土食の「おきゅうと」が入っていました。
信州で言えば、「エゴノリ」です。
以前、エゴノリ調理に関する研究をしていたので、なつかしく磯の香りのする「おきゅうと」をいただきました。
信州では羊羹のように固めて切っていただきますが、「おきゅうと」は薄く固めて、きしめんのように切って食べるところが大きな違いです。

その共催シンポジウムも途中で退席し、施設発表会場へ。
共同研究者が学会に参加しないことになったので、代わりにポスターの前に待機。
いろいろなところでお世話になっている先生方が、次々と通りかかり、あっという間に発表時間の30分が過ぎ去りました。

そして、今日の学会は自分の口頭発表で終了。
明日からは、気楽に参加できます。

2015年9月24日木曜日

福岡での日本栄養改善学会初日

第62回日本栄養改善学会学術総会がスタートしました。

初日の午前中は評議員会。
朝早めに会場の福岡国際会議場に着いたので、会場裏手の博多埠頭に行ってみました。
大きな客船が停泊中・・・長野ではこんな風景はみられません。

今年は役員改選の年で、評議員会、総会で新しい理事が承認され、新理事長には、女子栄養大学の武見ゆかり先生が選ばれました。

午後は、早渕仁美先生の大会長講演、9月に厚生労働省から発表された「健康な食事」に関する特別リレー講演と続きました。

夕方からは、自由集会に参加。
たくさんの知的刺激を受けましたよ!

本学の沖嶋先生のゼミ生が3名参加しており、元気なあいさつをしてくれました。
発表もあるようです。
頑張ってね!!

2015年9月23日水曜日

博多は雨です

先ほど博多駅に着きました。
少し雨が降っています。

新大阪からは新幹線「さくら」に乗りました。

「一度「さくら」に乗ってみたかったのですが、自由席だったので立っている人もいるくらい混み合っていて、「さくら」売りの和のテイストを味わうというわけにはいきませんでした。

シルバーウィーク最終日ですから、指定席にしないとだめだったのかもしれません。

一駅毎に、降りる人がいるかと思うと、それ以上に乗り込んでくる人もいて・・・という感じで博多まで来てしまいました。

雨はまだはげしくはないので、これから少し散策してきます。

学会出席のため、福岡に向かっています

明日、9月24日から福岡国際会議場などを会場として、第62回日本栄養改善学会学術総会が開催されます。
毎回のことですが、初日の午前中に評議員会が開催されるため、今日、出発です。

先日、会議で福井に出向いたときに北陸新幹線「かがやき」が快適だったので、金沢周りで出かけることにしました。
今は、金沢からサンダーバードに乗って、新大阪に向かっています。

金沢駅はシルバーウィーク最終日ということで、多くの人が行き交っていました。
観光案内所のボードは、この週末に金沢で3つの学会があることを伝えていました。
「さすが、金沢!!」です。

「かがやき」に乗っているときに糸魚川あたりで、「首都圏からもっとも短い時間で日本海が見えるポイントです」といったようなアナウンスが流れました。

北陸新幹線が通って、便利になり、アピールポイントも増えたということでしょう。

富山駅と金沢駅しか停車しない「かがやき」ですが、それぞれの駅の到着前には、駅のアピールポイントを紹介するアナウンスも流れました。
JR西日本もやりますねぇ・・・。

長野駅に着く前にも紹介があったのかも(あってくれたらうれしいなぁ)・・・。
これまで東京から全車指定の「かがやき」に乗車したことがないので、知らないだけかもしれません。

ともあれ、電車は福井に入りました!

2015年9月21日月曜日

お召し上がりください、松本山雅「スタめし」

シルバーウィーク突入直前の9月18日夕方、今年の「松本山雅FCスタジアム食(スタめし)プロジェクト」完成発表会が開催されました。

今年は、1年生から4年生までの8チームが提案した9つの作品が完成。

学生がまとめた提案シートを松本山雅のホームスタジアム「アルウィン」の出店業者さんに見ていただき、採択していただいたものです。
採択後は、地域健康支援ステーションの飯澤管理栄養士さんが窓口となり、提案した学生と業者さんで検討を重ねてきました。

いつもながら、学生の提案を受けとめてくださる出店業者の皆様にはお礼を申し上げなければなりません。

完成発表会には松本山雅の若手の選手3名も駆けつけ、試食してくださいました。

住吉学長ほか、学内の山雅ファンの事務局の皆様も参加してくださり、にぎやかな発表会になりました。

学生の山雅愛にあふれた商品のネーミングも毎回、注目されるところです。

丼物からスウィーツまでいろいろな商品があります。

私は試食することはできませんでしたが、召し上がってくださった方々は「おいしい!」とおっしゃってくださいましたので、自信をもってお勧めできます。

9月23日のモンテディオ山形戦から販売開始!!

この日は、提案した学生たちも販売のお手伝いに伺います。
自分たちの提案したものをお客様がどのように受け止めてくださるかを実感する場になります。

観戦にお出かけの皆様、どうぞ、お買い求めください!!!

2015年9月13日日曜日

Kids Cooking 2015

昨年度は長野市で行われた食育推進全国大会の1コーナーとして実施したKids Cooking。
(右記をご参照ください・・・第9回食育推進全国大会 第2日目

本年度は、4年ゼミ生の一人が卒業研究として取り組んでいます。

9月12日(土曜日)、松本市のレストラン“ヒカリヤニシ”の田邉真宏シェフにお越しいただいて実施しました。
集まったのは、「週間まつもと」の記事をご覧になるなどして申し込んでくださった小学1年生から6年生までの14名。

私のゼミのKids Cookingを大学で実施するのは、一昨年度から数えると3回目。
それでも3回目なのは、田邉シェフと私だけですので、中心となった学生、サポートしてくれた4年生の仲間の4名にとっては、予想外のことがいっぱいあったと思います。

3年ゼミ生1名も受付などを手伝いに来てくれました。ありがとう!

弾けるような、ときに、にかむような笑顔で料理づくりをする子どもたちの姿に触れることができ、ゼミ生にとってもうれしいことだったと思います。
そして、段取りすることの難しさも学んだのではないかと思います。

今回は、「苦手な野菜も食べてみようという意欲をもつこと+それぞれの家庭でもつくってみることができる料理」をテーマにしたいということで、田邉シェフのご意見もいただきながら、メニューを決めました。

子どもたちは積極的に調理作業に関わろうとしていました。

そして、試食が終わったあと、田邉シェフから子どもたちに「キッズクッキング 3つ星シェフ」のバッジを贈っていただきました。

皆、誇らしげでした。

事後アンケート等、研究自体はまだ続きますが、ひとまず無事終了し、ほっとしています。

2015年9月11日金曜日

高校での食生活講座

研究として取り組んでいる高校での食生活講座。
今日もその実践で学外に出かけました。

この研究は、今年は2校で実施しています。
今日は長野県岡谷東高等学校での実践。
フードデザインという科目で実施させていただいています。
岡谷東高校では、この科目のクラスは2つあり、今日が2回目でした。

この実践は、毎回授業時間がいっぱいいっぱいなのですが、今回は前回の反省を活かして、家庭科の先生が時間内におさまるように事前の準備等を整えてくださっていました。

それでも一汁三菜のメニューをつくるのはたいへん・・・それがこの講座の大切なねらいなので・・・なんとかやってみなければなりません。

今日は、地域のローカルテレビと地方紙の新聞社のかたが取材に来ていました。
ローカルテレビのほうはWebで検索するとみていただくことができます。

https://www.lcv.jp/lcv-tv/news/

で「9月11日」、または「岡谷市」で検索していただくと

高校生がバランス良い食事を学ぶ(岡谷市)

というテーマ名でご覧いただけます。
活動の様子を想像してみてください。

すてきな研究成果をまとめることができますように!!

2015年9月10日木曜日

福井での会議

今週は出張続きです。

月曜日は講演会で佐久市に出かけ、火曜日と水曜日は学生が臨地実習でお世話になっている給食施設にご挨拶に伺いました。

火曜日は、松本市西部学校給食センターに伺った後、長野県の北端に近い飯山市立戸狩小学校に伺いました。
いずれも私のところの3年ゼミ生がお世話になっています。

高速道路の長野―松本間を1日に2回も往復すると、さすがに運転するのもイヤになってきます。

それぞれの施設の給食提供数は、西部学校給食センター9200食、戸狩小学校170食程度とのこと。
同じ学校給食といっても様子はずいぶん異なります。

翌水曜日は松本市の東部学校給食センターに伺いました。ガラス越しに見せていただいたときに調理されていたマーボー茄子はとてもおいしそうでした。
出来上がりの状態を保って、子どもたちのところに届くといいのですが。

その日の午後は学科会議。なんともあわただしいこと。

そして、今日は全国栄養士養成施設協会の地区会議で福井に出張。
糸魚川付近から見えた日本海
長野以北の北陸新幹線に乗車するのは初めてです。
やはりウキウキしました。

往路は海が見えるかなと海側に座り・・・糸魚川のあたりで見えましたよ。  →

復路は立山連峰を見ようと山側に席をとりました。
今、富山を出発したところです。
残念ながら山々は雲の中です。

この「かがやき」は、富山の次は長野だそうです。
あっという間ですね。
便利になったものです。

金沢駅は新しい商業施設もオープンし、にぎわっていました。さすが加賀百万石の中心地ですね。

実りの秋

よく雨が降ります。

台風18号は通過しましたが、大雨となっている地域の様子が伝えられています。
台風などの雨の心配は続きますが、実りの秋に影響がでないことを祈りたいと思います。

稲穂が黄金色に色づき始めました。
今週の月曜日(9月7日)は、佐久市に出かけました。
途中、長野県内でおいしいお米として有名な、五郎兵衛米の産地である旧浅科村のあたりを通りました。
見事な稲穂に感動。

松本大学のある松本市新村地区も優秀な米生産農家がいた地域ですが、昨年まで田んぼだったキャンパス隣の田は、今年はソバ畑になっています。

お米を作っても収益が上がらないので、作るのをやめる農家が多くなったと、今年5月の馬耕体験の折にお話を聞きしました。
本当にそんな状況を実感します。

佐久からの帰りに通った東御市や上田市あたりでもソバ畑が目立ちました。
日本の食糧供給はどうなっていくのでしょう?

佐久市に伺ったのは、長野県佐久保健福祉事務所で開催された管理栄養士・栄養士研修会に講師としてお呼びいただいたからです。
新しい食事摂取基準の活用に関する話をしてほしいというご要望でした。

私が務めさせていただくのがいいのか考えてしまいましたが、なんとかお役にたてればと引き受けました。

最近は、本当にそういうことが多くなってしまったのですが、プレゼンファイルが出来上がったのは、当日の午前2時ころ・・・。
目がショボショボしていたのではないかと思います。

参加してくださった皆様、熱心に聞いていただき・・・ありがとうございました。

2015年9月8日火曜日

いくさか通学合宿での工作

前回の「2015年度いくさか通学合宿 No.5」で通学合宿最終日の工作のことについてご紹介しました。

その作品のひとつは、「押し花を使ったしおり」でした。

左の写真のように、押し花を、しおりのサイズに切った紙の上に組み合わせて、これをラミネートしてパンチで穴をあけ、リボンを通してでき上がりというわけです。

押し花が素敵でしょ!!
とてもきれいなので、教えてくださった先生にうかがったところ、色をつけるための加工もしてあるのだそうです。
子どもの頃を思い出して、押し花をしてみたくなりました。

最終日に残った4年ゼミ生が、3年ゼミ生と私にお土産として持ち帰ってくれたしおりの数々をみてください。

生坂の子どもたちが作ってくれたものもあるのだと思います。
個性が出ていておもいろいですよね。

下にあるキーホルダーはクルミの殻を輪切りにして、サンドベーパーで磨いて作ってくれたものです。

使うたびに、きっと今年の通学合宿を思い起こすでしょう!!

2015年9月6日日曜日

2015年度いくさか通学合宿 No.5

いくさか通学合宿4日目の夕食は、手巻きずしでした。

この日は、3年ゼミ生が全員都合がつかず、4年生がサポートに入ってくれたのですが、昨年も参加していた子どもたちは、なんだかうれしそうでした。

薄焼き卵の焼き方と切り方、デザートの梨の皮むきなど、子どもたちは初めての調理作業にチャレンジしていました。
調理方法を丁寧に教えてあげると、素直にやってみてくれます。
調理作業中、身近に接することができる通学合宿ならではの食育の場面でしょう。

この日は、テーブルを寄せ集めてパーティのように皆で食卓を囲み、楽しく語らいながら食べました。
食べすぎが気になるくらい・・・。

翌日は土曜日で学校に行く必要がなかったため、いつもより1時間遅く6:00起床。
(そうなのです! それまでは、子どもたちは5:00起床。私たちは4:30前に起きていたのです。)

この日の朝食は、おにぎり。
皆でチャレンジ。

それに合わせた豚汁は、できるだけ残り物を使い切ろうとしたので、たくさん出来上がってしまいました。

「困った、どうしたものか! 今日で終わりなのに。」と思っていたところ、高津屋森林公園の整備に地域のシニアの方が来てくださったので、その方々に召し上がっていただき、お陰さまで完食状態(すべて食べきり)。

朝食後は、工作のプログラムが用意されていました。
子ともたちとゼミ生は、クルミをつかったキーホルダーと押し花のしおりを作成。

子どもたちの感性には、感心してしまくれました。作品は、また後日、紹介しますね。

ようやく今年の通学合宿が終了しました。
お疲れさまでした!!

2015年度いくさか通学合宿 No.4 +高校での食生活講座

いくさか通学合宿中の9月3日は、もう一つ大切な活動を予定していました。

高校で、食生活改善推進員の皆さんにも協力していただき、食生活講座。
本年度は2校で、アクションリサーチとして実施させていただいています。

1校は単発のプログラムですが、もう一つの学校は研究計画どおり3回シリーズで進めさせていただくことができ、9月3日はその第2回目の実施日だったのです。

生坂の子どもたちを送り出してから大学に戻り、対象校に向かいました。
今回は、高校生が考えた献立での調理実習。

ご指導くださる高校の家庭科教諭の先生には本当にお世話になっています。
指導力のある先生だからこそしていただけること・・・と感謝しています。

高校生の考えたメニューはいろいろで、何だか微笑ましく楽しい実習でした。
1回目と同様、50分授業と昼休みの時間だけでは片付けまでは厳しかったのですが、食生活改善推進委員の皆さんがテキパキと片付けてくださいました。

大学に戻りひと仕事して、また、生坂の高津屋森林公園に向かいました。
今夜は夕食後、星空観察の特別学習。
あいにくの雨空でしたが、スライドを使っての学習だったようです。(この日は、夕食片付け後、自宅に戻らせていただいたので、この特別学習はみることができなかったのです。)

3泊目。残り1泊となりました!

2015年9月4日金曜日

2015年度いくさか通学合宿 No.3

いくさか通学合宿中の9月2日夜の特別学習で実施した食育の学習について報告します。
昨年まで2年間は、野菜をテーマにしていましたが、今年はもっと広くとらえて食生活全般に関わる「食育カルタ」を使ったゲーム感覚の学習でした。

食事の大切さや食事のマナー、調理に関する事項、もちろん野菜摂取に関することも盛り込まれていました。

女子チームと男子チームに分かれて(3:5なので、男子チームが不利ですが、子どもたちが自分たちで決めたグルーピングです)、カルタを拾いながら、学習シートも仕上げていくという方法をとっていました。

途中で何回か、解説が入りました。

昨年もやりましたが、今年も350gグラムの野菜を実際に見てもらうという学習。
葉物野菜と、根菜類など重いものとで比較するようにしたのが、今年の一工夫です。
昨年の学習で「緑黄色野菜」をしっかりと覚えていてくれた児童がいたことは、うれしいことでした。

料理の味付けの順序に関する出題があって
「さ・し・す・せ・そ」はどんな調味料でしょう?との問いに、すべて正解したのにはびっくり!
「せ」の「しょうゆ」は、出ないかなと思ったのですが・・・。
学校での食に関する指導のなかで、教えていただいていたのかもしれません。

カルタは圧倒的に女子の勝ち・・・でした、やはり。
どんな内容が子どもたちの記憶に残るのでしょう。

2015年度いくさか通学合宿 No.2

9月2日 いくさか通学合宿2日目。

子どもたちを学校に送り出した後、すぐに大学に戻りました。
この日は、9:30から卒研生が行う9月12日のキッズ・クッキングに向けての試作検討会でした。

松本市のヒカリヤニシの田邉真宏シェフにお越しいただいて、当日スタッフを務めてくれる4年生の仲間と共に、先日のミーティングで検討したメニューについてご指導をいただきながら、検討しました。

多少課題も残りましたが、おおよその内容は決まったようです。

私は、午後、委員長を務めている松本市の委員会に参加しなければならなかったので、ミーティングに最後までは参加できませんでしたが、仲間からいろいろ意見をいただいたようです。

今年のいくさか通学合宿は雨模様ですが、ときどき青空が広がります。

会議を終えて、不足食材の買い出しをし、高津屋森林公園に着いた頃、雨はあがっていました。

高津屋森林公園から、犀川と国道19号線が見えました。        →

気持ちのよい風景です。

ゼミ生は昨日のメンバーと入れ替わり、3年生2名、4年1名となりました。

松大生用に用意していただいたコテージ
この日は水曜日で、授業は5時限目まで。
子どもたちは5時過ぎには戻ってきました。

「おかえり!」と出迎えると「ただいま!」と・・・皆、元気な様子で、ほっとします。

今日は、主菜が照り焼きチキン。
タレがおいしかったようで、それをお替りのご飯にかけて食べている子どもたちもいました。

そして、この日は特別学習として、ゼミ生による特別学習:食育が行われました。

その報告は、あ・と・で。

2015年度いくさか通学合宿

9月1日から本年度のいくさか通学合宿がスタート。
今年は、私にとってはとてもハードな1週間となります。

初日の9月1日は、研究として取り組んでいる高校での食生活講座を終えてから、いったん大学にもどり、16時からの開会式に間に合うように、 生坂に向かいました。

先発隊として出発してくれた3年ゼミ生3名は、宿泊施設を確認して、できる範囲で夕食の準備を進めることができたようです。

生坂村のB&G海洋センターで簡単な開会式。
今年は6年生2名(男子)、5年生4名(女子3名、男子1名)、4年生2名(女子)という総勢8名の参加です。

先日の説明会では保護者の皆さんと一緒だった子どもたち・・・今日からは自分たちだけでの生活になるので、なんだかきりっとした感じがしました。

参加できるのは4年生以上ですから、もちろん4年生の2名は初参加。5年生の男子も初めての参加、。あとの5名は昨年に引き続いての参加。
6年生の1名は3年連続の皆勤賞です。

1年の間に皆、成長していました。心身ともに・・・です。
子どもたちの成長ぶりにはびっくり!!

子どもたちが宿題学習をし、入浴している合間に、私たちは宿泊施設の高津屋森林公園体験交流センターに向かい、本格的に夕食の準備。

3年ゼミたちは、皆で相談しながら、段取り良くすすめてくれました。
子どもたちが来てからの指導ぶりも立派です。
栄養教諭資格取得をめざしている学生にとっては、いい体験学習の機会になっていると感じます。

夕食のメイン料理はハンバーグ。
子どもたちが丸めてくれたハンバーグは焼くと小さくなってしまいましたが、その分お替りもできて、良く食べる子どもたちにとっては、良かったのではないかと思います。

後片付けまで張り切って取り組んでくれる子どもたち。
生坂村の子どもたちとの触れ合いは、なんだかほっとする時間です。

私も頑張ります!!