本年度の卒研生が、卒業研究の一環で食堂を運営します。
彼女の卒業研究テーマは食堂の運営そのものではありません。食環境整備の「食物へのアクセス」に関する研究といえばいいでしょうか。
実はこんな形で研究に取り組めるとは思いませんでした。
とても幸いなことに、ご協力いただけるところがみつかったのです。
FC松本山雅の「スタめしプロジェクト」や「いきものみっけファームin松本推進協議会」などでお世話になっている松本市の株式会社中島屋降籏米穀さんのご配慮により、食堂をお借りできることになったのです。
私たちがお借りしている日は営業をしないわけですから、ご理解いただいたことを本当にありがたく思っています。
そのお店は松本市庄内にある「かじの葉食堂」。
2か月に3回くらいのペースでお借りする予定で研究を進めようとしています。
研究に取り組む卒研生は、自分で運営する店を「松の葉食堂」と名付けました。
今日はその初回の開店日です。
学生が運営するので、完全予約制です。
宣伝期間が短かったため、今回のお客様は少ないのですが、慣れない中での初回ということでよかったのではないかと思っています。
長野県栄養士会の総会に出席しないといけなかったので、昨日の準備時は付き添ってあげることができませんでした。
今日は様子を見に行こうと決めていただので、お店に伺って学生が考案したお弁当をいただいてきました。
雑穀ご飯を主食とした670kcal、食塩相当量2.9gというヘルシーメニューでした。
長野県が推進している「3つの星レストラン」の基準に適合するので、軌道に乗ってきたら、取組事例に加えていただこうかと思ったり・・・。
私が食べ終わるころに来店してくださった本日のお客様は、以前からお世話になっている「子どもが輝く食育ネットワーク・松本」代表の伊藤麻理さんご夫妻でした。
こんなふうにお会いできるなんて思っていなかったので、とてもうれしく思いました。
伊藤さんご夫妻が育てられたチンゲンサイなどの野菜をいただいてしまいました。申し訳なく思いますが、うれしい!! ごちそうさまでした。
今後、どのようなお客様が来店してくださるのかわかりませんが、卒業研究で取り組もうとしているゼミ生の推論は的を得ているかもしれないと思いました。
このBlogをご覧くださった皆様、次回からはこちらでも予約のご案内をします。
ご興味がありましたら、どうぞお出かけください。
ライフスクエアCOMO庄内から歩いて5分以内(サークルKまつもとつかま店の隣)にあります。
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