今年もその時期になりました。
このところ内容は定着し、茅野市のエコファーマーである今井農園さんを訪問した後、蓼科中央高原のオーベルジュ「エスポワール」に伺い、本学特別講師でもある藤木徳彦シェフにいろいろと教えていただきます。
毎年、炎天下の農場見学でたいへんなのですが、今年は、はじめて雨の中の見学となりました。
昨夜から雨が強く降っていたので心配していましたが、やはり雨・・・。
私、どちらかというと晴れ女なのですが、今年はパワーが足りなかったようです。
なんとか畑を見て歩くことができるほどの雨だったので、よかったということにしましょう。
今井さんの畑の野菜は元気です!畑を飛び交うモンシロチョウも元気です。農薬を極力少なくして、何種類もの野菜をつくっている農園だからこその風景です。
今井さんと藤木シェフのお話から、学生たちはどんなことを考えたのでしょう?
農園の見学が終わったあとは、エスポワールで心づくしのランチをいただきました。
お話をお聞きすると、管理栄養士をめざす学生たちに伝えるメッセージをどのように料理にこめるのか、2か月ほど前から準備をしてくださっているのだそうです。
私は毎年うかがうのですが、今回初めてそのことを知りました。
本当にありがたいことです。
今井農園で、金沢にいったときに買って帰ることができなかった加賀の伝統野菜である金時草(正式には水前寺菜というのだそうです)を見つけ、うれしくなりました。
これが、エスポワールのランチではサラダの材料として登場しました。
エンダイブと水前寺菜と手づくりのベーコンとわさび菜の花をドレッシングであえて、バニラの香りのするサラダを何回もお代わりしていただきました。
エスポワールのサラダは、私にとっては毎回とても楽しみな1品なのです。
今年は、昼食後にスライドを使って食材の話をしてくださいました。藤木シェフは、食材を通して学生たちに伝えたいことをたくさんお持ちなのです。
学生たちが受けとめたことは一人ひとり異なると思いますが、ここでの学習から得たものについて考え続けていってほしいと思います。
今年はゲストとして、長野県農畜産物普及推進協議会塩尻営業所のコーディネーターである女性お二人が参加していました。
お一人は、私の教え子でもあります。
学んだこと、考えたことがたくさんありましたとお礼のメールをいただきました。
今回のご縁が、長野県の農畜産物の県内での普及につながってくれるとすれば、お誘いした甲斐があります。
ご活躍を期待しています!!
0 件のコメント:
コメントを投稿