2015年12月27日日曜日

今年最後のゼミナール活動

12月26日 ― 3年ゼミ生と松本市にある丸の内病院の開設70周年記念病院祭へ ― 2015年を締めくくるゼミナール活動でした。

会場のまつもと市民芸術館にはコバルトブルーのTシャツ姿の病院スタッフの皆さんが大勢。
病院に残っている方もいらっしゃると思いますので、病院ではこんなにたくさんの方が働いていらっしゃるのかとびっくりしてしまいました。

周年事業としての病院祭は「市民とともに 食と健康」という統一テーマということで、ずいぶん前に病院の栄養科さんからのご依頼を受け、ゼミナールの学生に活躍してもらうことになったのです。

食育SATを活用したブースの運営とミニステージでのペープサートを用いた栄養教育の2本立て。

市民芸術館のシアターパークと呼ばれるフロアにはさまざまなブースが開設され、その一角にステージが設けられていました。
明科竜神太鼓、ヴァイオリンスクールの子どもたちなどの演奏と、格調高いプログラムの中に、私たちのペープサートが組み入れられていました。

今年の栄養教育実習の中で開催した「おいでよ♪ 松大健康教室」の時のプログラムの中から二つを選んで行うことになっていました。

数回、練習はしていましたが、こんな立派なステージが用意されているとは思っていなかったでしょうから、学生たちも気後れしたことでしょう。

でも、ゼミ長を進行役にして即興で上手に対応できていました。
頑張りましたね。立派だったと思います。

食育SATのほうのブースも大賑わい。
参加させていただいた甲斐がありました。

SATはでICチップのついているフードモデルを機械にのせると栄養価が表示されます。
その結果についての指導は丸の内病院の管理栄養士さんがなさってくださいました。
その様子を見聞きしていたゼミ生はとてもいい学習をさせていただいたようです。

めざそうとする像を間近で見させていただくのはいいことですね。

午前中で各コーナーは終了し、食育SATを片付けて昼食休憩。

市民芸術館の楽屋に初めて入りました。
楽屋部屋はいくつもありました。

私たちは楽屋No.11を利用させていただいたのですが、この部屋は、午後から基調講演をなさることになっていた松本大学の根本賢一先生のための楽屋でした。

根本先生とスポーツ健康学科のゼミ生の皆さんは昼前に到着。
私たちは「おじゃましまーす」という感じでした。

昼食をいただいて帰るという私のところのゼミ生と別れて、私は根本先生の基調講演をお聞きするため、メインホールに向かいました。
根本先生のご講演の前にスポーツ健康学科の学生の皆さんの体操指導があったのですが、私が席についたときには学生の皆さんは舞台を降りてしまっていました。残念!!

根本先生のご講演は楽しく学術的、しかも日常にすぐに活かせる内容で、ホールにいた皆さんが熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

聞かせていただくたびに、「栄養の話もこんなふうに受けとめてもらえるといいのだけれど」と思いますが、今回もです。
栄養分野の話は、スポーツのような日常でやろうとする意欲に働くかけるためのワクワク感を演出するのが難しいと感じます。

その方途について考えていこう思います。

皆さん、ご苦労様でした!!

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